《リポート》「全国風サミットin庄内」:「風力発電の地産地消」目指し議論。日本各地の自治体が集結

[画像・上:「第18回 全国風サミット」開催地・山形県庄内町のウィンドファーム]

「全国風サミット」が10月21日(水)~23日(金)の3日間、山形県庄内町で開催された。同サミットは1994年より、開催地の市町村が主催となり毎年行われている自治体主導のシンポジウムだ。共催は風力発電推進市町村全国協議会日本風力エネルギー学会日本風力発電協会経産省資源エネルギー庁環境者、山形県などが後援する。

第18回目を迎えた今年の開催地・庄内地方は、始めて同シンポジウムが開かれた場所でもある。今回のテーマは〝原点回帰〟。風サミット発祥の地に戻り、これまでの風力発電や再エネ導入の歴史を振り返るとともに、さらなる導入拡大に向けた取組みについて考えた。参加者は、庄内町民をはじめ、北海道から九州まで全国各地の自治体、企業、研究機関などから約400名。

1日目は、参加自治体交流会が催された。地球規模での環境保全や温暖化対策といったグローバルな視点と、エネルギーの地産地消などローカルな視点とを融合させていくためには、自治体の果たすべき役割は大きい。再エネをどう地域活性化に結び付けていくかなど、様々な意見交換が行われた。

2日目は、経産省資源エネルギー庁新エネルギー対策課長の松山康浩氏による記念講演や、庄内町の風力発電に関する事例発表、パネルディスカッションなどが行われた。「再生可能エネルギーを取り巻く国の動向等」について講演した松山氏は、「風況の良い東北や北海道は、風力発電に適している。しかし導入拡大を図るには、地域住民の理解と協力が不可欠」であるなどと語った。

最終日は、町内の風力発電施設などを訪ねる現地視察と、「風の学校2015」が同時進行で行われた。風の学校は、町内5つの小中学校を会場にして、風力発電の歴史や意義について、次代を担う子供たちに直接伝えていく取組み。今回のサミットのコーディネーターでもある風力発電研究の世界的権威、牛山泉氏(足利工業大学理事長兼学長)などが講師を務めた。

庄内町には、農林漁業の体験展示も豊富な「ウィンドームたちかわ」も立地する

庄内町には、農林漁業の体験展示も豊富な「ウィンドームたちかわ」も立地する

 

《外部リンク》

庄内町「ウィンドームたちかわ」案内HP

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