《リポート》2016年「第一回 住宅・都市イノベーション総合展」開催記念講演会:住宅・都市開発企業が考える「スマートコミュニティ」の姿を議論【リード エグジビション ジャパン】

[画像・上:満員の参加者で埋まった開催記念講演]

来年2016年の10月26日(水)から28日(金)、住宅、ビル建築、都市インフラを網羅した初めての総合展示会「住宅・都市イノベーション総合展」が行われる。出展者は合計700社、来場は3万人を見込んでいることが、主催者であるリード エグジビション ジャパンからこの10月に発表された。

展示会のちょうど1年前であるこの10月26日から28日、開催記念講演会も行われた。本稿で抽出するのは「スマートビル・シティの技術動向と最新事例」。清水建設と野村不動産の担当者からそれぞれ発表があった。

まず登壇したのは、清水建設の執行役員・ecoBCP事業推進室長の那須原和良氏。近年注目の高いZEBをZEC(ゼロ・エネルギー・コミュニティ)にまで、施設→街区→エリアと進展させる可能性を語った。そこでは「省エネ&創エネ&畜エネ」のベストミックスの面的展開が必要になってくる。清水建設本社の立地する京橋地区(東京都中央区)などの事業を例示しつつ、那須原氏は「スマートシティは大きい概念。ひとつの企業のみではできない」と、企業間と地域の協働が不可欠と訴えた。

次に講演したのは、野村不動産の代表取締役専務執行役員・賀来高志氏。賀来氏は、野村不動産が三菱商事と進めている「ふなばし森のシティ」事業を紹介した。同地ではスマートメーターを導入し30分単位の逓増型電気料金体系を取っている。このようなコミュニティならではの取り組みによって、「街への愛着」が増しているとの分析結果が示された。「スマートコミュニティは、『ハードの提供』から一歩踏み出して、コミュニティつくりという『ソフトの提供』にまで踏み込んで計画される必要がある」と、賀来氏は強調して講演の結論とした。

<「第一回 住宅・都市イノベーション総合展」概要>
・会期:2016年10月26日(水)~28日(金)
・会場:パシフィコ横浜(神奈川県横浜市西区みなとみらい1-1-1)
・主催:リード エグジビション ジャパン株式会社
・連絡先:℡03-3349-8576(リード内事務局)

 

《外部リンク》

公式サイト http://www.urban-innovation.jp/

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