【エコマリンパワー】船舶用風力併用ソーラーパワーシステムの特許取得

[画像・上:「Aquarius MRE(船舶用再生可能エネルギー)システム」のイメージ]

船舶用環境エネルギー設備の設計・施工、技術研究・開発などを行うエコマリンパワー(福岡市)は10月5日、船舶用風力併用ソーラーパワーシステム「Aquarius MRE(船舶用再生可能エネルギー)システム」が日本国内で特許を取得したと発表した。同システムは、硬帆(硬質な素材を使用した帆)とソーラーパネル、エネルギー貯蔵モジュール、船舶用コンピュータープラットフォームの高度な統合システムを利用し、風力と太陽光から得られるエネルギーを船舶の運転に利用できる。今回の特許取得により、同システムの国内での商用生産の道が拓かれた。

同システムに使用される硬帆には、Energy Sail(特許出願中)の技術が導入されている。これは同社が開発したセイルで、船が停泊中や寄港中でも利用できるほか、強風や突風にも耐えられるよう設計されている。

この硬帆は風力を使って船舶を動かす手助けをするだけでなく、太陽光パネル搭載により、ソーラーパワーを取り込むことができる。ソーラーパワーは船に搭載されているバッテリーを充電する手段として使用するか、または船の電源系へ供給する。これにより燃料消費量の抑制を助け、場合によってはソーラーパネルから集めた電力のみで船が巡航できる。間接的に環境保全に貢献できる。

今回の特許取得ついて、同社のアトキンソン・グレッグ最高技術責任者は、「Aquarius MREシステムのコアテクノロジーの多くをカバーする特許の付与は、当社にとって大きな節目だ。特許取得により、システムの完全商品化に向けた道を切り開く手助けになり、船会社や造船所に対して、現実的な船舶用再生可能エネルギーシステムを提示することが可能になる」とコメントしている。

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