【パナソニック】平等院ミュージアム鳳翔館に LED照明器具を納入。省エネ・省コストに加え高い表現力を発揮

[画像・上:パナソニック製LEDに照らし出される、平等院ミュージアム鳳翔館の国宝「雲中供養菩薩像」(提供:パナソニック)]

パナソニックは11月、平等院(京都府宇治市)に付属する博物館「平等院ミュージアム鳳翔館」にLED照明器具約400台を納入した。

平等院は11世紀、当時の摂政・藤原道長死後にその子である藤原頼通により、道長の別荘を改築する形で建立。「古都京都の文化財」として世界遺産にも登録されている。「鳳翔館」は平等院の所蔵する文化財のうち、国宝の鳳凰堂壁扉画、梵鐘、雲中供養菩薩像、鳳凰一対や重要文化財の十一面観音立像などを展示している。

今回のLED導入により、従来照明と年間のランニングコスト(電気代と交換ランプ費用)を比べた場合約82%削減可能と試算されており、省エネと経費節減に大きく貢献する。

今回のLED導入により、従来照明に比べ消費電力を70%削減した。また、年間のランニングコスト(電気代と交換ランプ費用)を比べた場合約82%の削減となり、省エネと経費節減に大きく貢献。1日8時間の点灯を1年間続けたケースの想定では、従来の照明はランニングコストが年間約202万円である一方、今回納入したLED照明器具では年間で約37万円と大幅減を見込めるとの試算も得ている。

加えて、東京国立博物館と共同で展示の照明演出も展開。国宝「梵鐘」用照明には、通常の調光グレアレスユニバーサルダウンライトに、展示物の色を自然に見せる「美光色」機能を追加した特注LEDを開発した。パナソニック独自のスペクトル制御技術により、梵鐘が持つ本来の表情や色合い、細部の模様を正確に美しく照らし出す。

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国宝「梵鐘」の、従来照明(画像上)と今回納入されたパナソニック製LED照明(画像下)の比較。細部まで微細に照らし出されている(提供:パナソニック)

国宝「梵鐘」の、従来照明(画像上)と今回納入されたパナソニック製LED照明(画像下)の比較。現行LEDのほうが、表面の文様、上部の像等の意匠の細部まで微細に照らし出されているのが分かる(提供:パナソニック)

また、国宝の「鳳凰」と「雲中供養菩薩像」26躯の演出では、光をフォーカスして展示物のみに当て、床や壁に出るマルチシャドウ(多重影)を解消。周囲から浮き立つような迫力ある展示を実現し、従来照明では見えにくかった表情も細部まで見えやすくなった。LEDならではの照明の高い表現力を存分に活かした展示となった。

国宝「鳳凰」(提供:パナソニック)

国宝「鳳凰」(提供:パナソニック)

さらに、平等院ミュージアム鳳翔館の企画コーナーには、スマートフォンやタブレットなどのタッチ操作によりリモートコントロールで光の照射方向・範囲・明るさを簡単に調整できる美術館・博物館向けシューティングスポットライトを設置。展示内容が変わるたびに必要だった、天井の高さ3m以上の高所での調整が不要となり、作業時の安全性も確保した。

特注で開発された、調光美光色グレアレスユニバーサルダウンライト(提供:パナソニック)

特注で開発された、調光美光色グレアレスユニバーサルダウンライト(提供:パナソニック)

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