【ブリヂストン】82MPa耐圧の水素充填用ホースを販売開始

[画像・上:ブリヂストンの82MPa耐圧水素充填用ホース]

ブリヂストンは、水素ステーションなどで燃料電池自動車(FCV)への水素充填の際に用いる水素充填用ホースを発売する。

現在、国内の水素ステーションにおける水素の充填圧力の最大は70MPa。一方、充填圧力をさらに高めることで水素の充填量を増やすことができ、ひいてはFCVの航続距離延長や充填時間の短縮が期待できる。そこでFCV普及を目的として、水素供給・利用技術研究組合(HySUT)ほかにより82MPaや87.5MPaまで充填圧力を高圧化する技術開発が進められている。

ブリヂストンはこの流れに対応し、独自開発によって今回82MPa対応ホースを発売した格好だ。高耐圧性は、ホース内部の補強層に高抗張力鋼線ワイヤーを採用しさらに6層構造とすることで担保。この鋼線ワイヤーは、金属が水素に暴露される上で問題となる脆化(脆性)への耐久性を高める特殊処理が施されたワイヤーだ。内層には耐水素ガス透過性に優れる材料を採用することで水素ガスの透過を抑制し、さらにステーションでの運用面を考慮し本体の柔軟性も確保している。

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ホース内部の補強層に耐水素脆化性の高い高抗張力鋼線ワイヤーを採用し、6層に積層することで高耐圧性を実現。耐水素ガス透過性に優れる材料を内層に採用することで水素ガスの透過を抑制する

ホース内部の補強層に耐水素脆化性の高い高抗張力鋼線ワイヤーを採用し、6層に積層することで高耐圧性を実現。耐水素ガス透過性に優れる材料を内層に採用することで水素ガスの透過を抑制する

なおブリヂストンは、9月に発表された新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の事業「FCV及び水素ステーション用低コスト機器・システム等に関する研究開発」にも参画。「高圧水素機器用ホース等システム部材の研究開発」を九州大学と共に担当している。

ブリヂストンの82MPa耐圧水素充填用ホースは既に実際のステーションに導入されている。写真は「ENEOS Dr.Drive海老名中央店」での導入例

ブリヂストンの82MPa耐圧水素充填用ホースは既に実際のステーションに導入されている。写真は「ENEOS Dr.Drive海老名中央店」での導入例

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