【レノバ】栃木県那須野が原でメガソーラー運転開始。24.8MW、環境保全を重視

[画像・上:運転を開始した「那須塩原ソーラー発電所」]

再エネやリサイクル事業を手掛けているレノバ(東京都千代田区)は10月21日、栃木県那須塩原市において「那須塩原ソーラー発電所」が運転を開始したことを発表した。発電事業者は、レノバほか1社が匿名組合出資を行っている合同会社那須塩原ソーラーとなる。出力は約24.8MW、想定年間発電量は約2,480万kWhで一般家庭約7,200世帯分の年間使用電力に相当する。

同発電所が建設された一帯は「那須野が原」と呼ばれる高原で、自然公園やキャンプ場、ゴルフ場などがあるリゾート地だ。発電所の敷地面積は約29万㎡で、用地は民有林を活用している。栃木県には自然保護に関する条例があるため、事業計画の策定から開発プロセス全般を主導したレノバは環境に配慮した建設計画を策定し、工事に臨んだ。

同社はこれまでの事業経験と専門性を活かして森林法に基づく林地開発行為の許可や、県条例「栃木県自然環境の保全及び緑化に関する条例」に基づく自然環境保全協定を自治体と締結。用地の周囲に森林を残して景観を損なわないようにしたほか、動植物が生息しやすい環境を維持するよう周辺環境に配慮した設備設計を行った。

レノバは現在、2016年春の運転を目指し、熊本県大津町で約24万㎡の民有林を活用したメガソーラー(出力約19MW)の建設工事を共同事業で行っている。同事業でも森林法に基づく林地開発行為の許可を取得し、周辺環境に配慮した造成・設備計画を実施している。同社が開発を主導したメガソーラーは、茨城県潮来市や千葉県富津市、静岡県菊川市、大分県九重町で運転しており、今回のメガソーラーの運転開始により、合計122.2MWの発電所を運転することになる。

那須塩原市では、同発電所のほかにも、遊休地を活用したメガソーラーが稼働している。また、周辺の地域では、ゴルフ場の跡地をメガソーラーへ転換するプロジェクトが相次いで始まっている。こういった取り組みによって栃木県は太陽光発電の導入量が急速に拡大している。

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