【京セラ】琵琶湖の人工島にメガソーラー完成。約8.5MW、滋賀県最大規模

京セラTCLソーラー合同会社(京セラ東京センチュリーリース)が運営する「滋賀・矢橋帰帆島メガソーラー発電所」が11月1日より売電を開始した。出力規模は滋賀県最大となる約8.5MW。年間予想発電量は、一般家庭2,900世帯分の年間電力消費量に相当する約930万kWh。発電した電力は関西電力に売電する。

同発電所が設置された矢橋帰帆島は、下水処理場のために琵琶湖を埋め立てて造られた人工島。島内には湖南中部浄化センターと県営公園があり、島へは3つの橋が架かっている。滋賀県は2013年10月、島内の未利用地の有効活用のため事業者を募った。県と京セラ、京セラTCLソーラーの3者で基本協定を締結し、2014年10月より建設を進めてきた。県は土地の賃借料と固定資産税を得る。

敷地面積は約9万6,000㎡。京セラ製太陽電池モジュール(255W)を合計3万3,264枚設置した。設計・施工は京セラコミュニケーションズ、保守・維持管理は京セラソーラーコーポレーションが担う。

京セラTCLソーラーは、太陽光発電所の建設に加え、非常用電源設備やソーラー街灯・時計の設置を行ったほか、環境教育に利用できる見晴台も設置した。発電所が一望できる見晴台からは琵琶湖を望む美しい景観を見ることができ、滋賀県の新たな人気スポットになりそうだ。

これらの設備は、滋賀県が推進する再生可能エネルギーの導入促進や低炭素社会づくり、地球環境への負荷低減に向けた積極的な取り組みを推進するべく整備したもの。県は2013年2月、「再生可能エネルギー振興戦略プラン」を策定し、電力会社による大規模電源に依存する比率を2010年の93%から2030年に75%まで引き下げる方針を掲げた。これを達成するため、県有地を活用したメガソーラーの誘致に積極的に取り組んでいる。

[画像・上:琵琶湖を望む「滋賀・矢橋帰帆島メガソーラー発電所」]

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