【北陸電力グループ】福井港の工業団地に8MW「三国風力発電所」工事開始

北陸電力グループの日本海発電(富山県富山市)は11月16日、福井県坂井市で「三国風力発電所」の建設工事を開始したと発表した。同社が風力発電所を新設するのは、石川県志賀町で運転中の「福浦風力発電所」(2万1,600kW)に次いで2カ所目。

新設する風力発電所の出力は8,000kW(2,000kW×4基)、年間発電量は一般家庭約4,000世帯の年間使用電力量に相当する1,440万kWhを見込んでいる。風車基礎工事は2016年1月頃から開始し、運転開始は2017年1月を予定している。

建設地は、福井港に面した福井県最大の工業団地「テクノポート福井」の中で、北陸電力が所有している未利用地。日本海側に向けて4基の大型風車を設置する。港をはさんだ対岸では、同社の「福井火力発電所」と「三国太陽光発電所」が運転しているため、三国風力発電所が完成すれば、火力、太陽光、風力発電の3つの発電所が集まる地域となる。福井港の周辺は年間平均風速が毎秒6mを超えるので、風力発電に適した場所と目されている。

福井県に風力発電は少なく、北陸電力の自社設備であった「国見岳風力発電所」(同福井市)は風車への落雷による火災事故が発生し、2014年4月に廃止。現在運転しているのはJ-POWER(電源開発)の「あわら北潟風力発電所」(同あわら市)のみとなっている。北陸電力グループとしては、福浦風力発電所のほかに石川県より事業譲渡を受けた碁石ヶ峰風力発電所(同中能登町)と輪島風力発電所(同輪島市)があり、ともに北陸電力が運転している。

[画像・上:三国風力発電所の完成イメージ図]

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