【展示会レポート】関西スマートエネルギーWeek2017/ 関西住宅・都市イノベーション総合展(下)

(上)より続く

[画像・上:3イベントが同時開催する会場となったインテックス大阪]

 

FAプロダクツComPower

おすすめ機器を紹介したFAプロダクツ(右)と未来予測メンテナンスのComPower Inc.

お勧め機材・物件情報などを展示するFAプロダクツのブース。同社が強調するのは、FIT価格は下がっても、利回りは下がっていないということだ。それだけ設備のコストダウンが進んでおり、まだまだ太陽光への投資は人気という。バッテリーなども以前と比較して手頃になってきたという。ブースではA-スタイルの「e CHARGE」などを紹介していた。

合同出展したComPowerは、同社の遠隔制御・モニタリング装置「ami」を活用した「未来予測メンテナンス」を紹介。PCSごとに取り付けたamiが、パネルやPCSの状態を送信。集計したデータを解析して不具合内容を推定、故障個所を絞り込むサービスだ。

 

トーエネック

トーエネックではEL画像をドローンから動画で撮影するサービスを紹介

最近では中部電力エリアに限らず存在感を増している電気工事大手のトーエネック。ブースではつい先日発表された、ドローンを使用した太陽電池のEL測定サービスを紹介していた。

EL測定診断は、従来、モジュールを装置にセットして測定する方式が一般的で、工場出荷検査などでは良く用いられるが、オンサイトでの点検に使われる例は少なかった。ここにきて、赤外線カメラと画像処理の組み合わせで測定する手法が広がりつつある。

同社は専用カメラの改良により、動画撮影による検査手法を確立。ドローンに搭載することで、上空からの動画をリアルタイムに確認して検査ができ、作業時間を短縮することに成功した。測定サービス開始は10月ごろの予定。

 

NTTスマイルエナジー

またいつもの、と切って捨てるなかれ。訴求点はいたってまじめなNTTスマイルエナジー

 

イベント毎に、テーマを変えた趣向で楽しませてくれるNTTスマイルエナジー。今回は、「20年の旅には、頼れる仲間が必要だ」と、FIT買取期間を冒険の旅にたとえて表現した。

人気ゲームをモチーフにした遊び心に溢れた展示で、剣と盾をもった冒険者に扮していたのが小鶴社長だったのは御愛嬌。だが、そのメッセージは当を得たものだ。信頼できる監視が実施されなければ、20年間継続するFIT買取期間を無事に乗り切ることは難しい。

同社が提供する「仲間」は、もちろん「エコめがね(遠隔監視サービス)」。旅の途中に襲い掛かる危機に、様々な「アラカルト(O&M代行サービス)」を唱えて無事に旅を続ける様が、「エコめがねの書」に綴られ、ブースで読めるという趣向。

エコめがねは200Vに対応したサービスも追加され、ますますラインナップが充実した。

 

≪出展ブースレビュー≫「[関西]住宅・都市イノベーション総合展2017」

 

屋上発電

土地が少ない都市部では貴重な陸屋根を活用する屋上発電

新開発の低重心架台が展示された屋上発電のブース。同社がパートナーに提供するのは、陸屋根の屋上に太陽光発電システムを設置すること。発電した電力を同社が売電する代わりに、建物のオーナーは設置・維持費用がかからないという仕組みだ。都市部のエネルギー地産地消を、屋上という未開拓の領域を活用して実現するのが同社の目標。

太陽光発電システムに使用する低重心架台は、傾きが5度でアルミ製。軽量のため設置が容易にもかかわらず、風圧を計算した設計により高い耐風性能を有しているのが特長だ。

 

スカイジャパン

軽量化が利用場面を拡げるenestandを紹介したスカイジャパン

スカイジャパンが今回ブースで発表したのは、薄型軽量の太陽光電池モジュールを様々な空間の上屋として設置する「enestand」。屋根としてかける単結晶PERCモジュールは、アルミフレーム付きの従来品と比較して約半分の重量。蓄電システムと組み合わせて路線バスの停留所、家庭用のカーポートなどで、照明、防犯カメラ、ディスプレー表示などの分散型電源として利用する。

蓄電システムには同社の蓄電池「RUSEI」を搭載。リチウムイオン電池と鉛電池の特性を繋ぎ合わせた安全性と低温特性が高い蓄電池だ。

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