【東京ガス】日立LNG基地で試運転開始へ

東京ガスは11月5日、茨城港日立港区内において建設を進めている「日立LNG基地」で試運転の実行計画を発表した。同基地は将来の需要増予測を踏まえた製造・供給インフラの柱と想定されており、LNG(液化天然ガス:Liquefied Natural Gas)船やLPG(液化石油ガス:Liquefied Petroleum Gas)船の受入設備となる大型桟橋、容量23万klのLNGタンクや熱量調整用のLPGタンク、ガス製造設備などを備えている。

試運転では、最初にLPGをタンクに受け入れ、LPG関連の設備や機器の機能確認を行う。その後LNGをタンクに受け入れるとともに、LNG気化器等の機能確認と総合調整を行う。まず9日に第一船目となるLPG船3船が入港し試運転を開始。LNG船の第一船目の入港は12月1日が予定されている。

同基地の本格稼働開始は2015年度中とされている。2011年に示された「チャレンジ2020ビジョン」の同社事業計画に沿った展開だ。加えて「LNGバリューチェーンの高度化」を目指し、日立LNG基地から西に延びて既存ラインと接続する全長約84kmのLNGパイプライン「茨城~栃木幹線」(茨城県日立市~栃木県真岡市・建設中)との同時完成も目指している。

[画像・上:11月より試運転を開始する「日立LNG基地」(提供:東京ガス)]

<日立LNG基地概要>

敷地面積:約10.4万㎡
受入設備:LNG・LPG受入バース、内航船出荷バース
LNGタンク:23万kl(地上式)1基
LPGタンク:5万kl(地上式)1基
LNG気化設備:オープンラック式3基
LNGローリー出荷施設:6レーン

<今後の主なスケジュール>
LPG船入港:2015年11月9日(予定)
LNG船入港:2015年12月1日(予定)
営業運転開始:2016年3月(予定)

 

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