【東芝】PPS大手・イーレックス社から、電力小売全面自由化に対応する顧客管理・料金計算システムの構築を受注

東芝は、イーレックスが導入予定の新たな「顧客管理・料金計算システム」の構築を受注した。同件は9月4日に発表された。

今回東芝が受注したシステムは、海外市場においてノウハウの豊富な豪ハンセン・テクノロジー社のパッケージソリューション「Peaceplus」を日本市場向けに適応させたCIS(Customer Information System:顧客情報の管理及び電気料金計算・請求・回収の管理を行うシステム)。流動的な自由化市場にも対応する柔軟性・拡張性が特長だ。

東芝とハンセン社は、特高・高圧市場が自由化された2000年から事業パートナーシップを持っている。託送業務支援システムを共同で構築し、保守を行ってきた実績がある。日本市場版「Peaceplus」も同様に、東芝が運用の中で日本市場固有の制度や機能などを考慮・反映しつつ、継続的に販売・保守を行ってゆく。

同システムは日本市場固有の料金制度(燃料費調整制度、再エネ賦課金制度等)にも標準で対応。確定使用量(電力小売事業者が電気料金の計算に用いる30分毎使用量kWh)、30分同時同量(電力小売事業者が買電量と売電量のバランスを取るために用いる30分毎電力量kWh)、気象情報などの各種データは、需給管理システムや送配電事業者システムなどと連係している。また、会計システムや印刷システムなどの既存システムは、API(Application Programming Interface:外部のプログラムからシステムの機能を利用する際に用いる仕組み)を用いた連係が可能だ。

イーレックスは特定規模電気事業者(PPS)の大手。既に電力小売自由化が実施されている電力高圧小売市場において実績があり、2016年4月に開始予定の低圧小売市場へ向け事業拡大を図る。

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