【経産省】地熱開発の理解促進に向けて、支援補助事業11件を採択

経済産業省資源エネルギー庁はこのほど、地熱開発理解促進関連事業(三次公募)について全国で11件の事業を採択した。同事業は地熱資源開発の推進を図るため、地方公共団体や温泉事業者等が地熱の有効利用を通じて地域住民への開発に対する理解を促進することを目的として行う事業を支援するもの。補助事業の採択は各経済産業局において外部有識者等による審査委員会での結果を踏まえ決定された。

採択事業は次のとおり。

【実施地域(事業者)】

①北海道羅臼町
(オリックス、羅臼町)
2,000kW規模の地熱発電のための調査を進めつつ、来年度より着工予定である中学校への熱水利用設備の詳細設計を行う。また、8月に発足した羅臼町協議会を主体とした勉強会、先進地調査を実施する。

②北海道中標津町
(中標津町、ほっかいどう新エネルギー事業組合)
中標津町養老牛地区において、地域の農業高校や社会福祉法人との連携による小規模発電とハウス栽培を実施するための調査を行う。

③北海道弟子屈町
(弟子屈町)
町内外から複数の地熱発電等の相談があることから、弟子屈町における地熱ポテンシャル調査を実施する。また、弟子屈町地熱理解促進協議会(仮称)を設置し、地域における地熱開発の理解促進を図る。

④福島県川内村
(電源地域振興センター)
平成27年度に発足した川内エネルギー自立協議会における取組の一環として、村内の地熱開発の意義について地元住民等関係者の理解を得るべく勉強会や先進地視察を実施する。

⑤長野県松本市
(シーエナジー)
地熱開発のための合意形成に繋げるため、上高地地熱開発理解促進勉強会を結成し、勉強会や先進地視察を実施することにより、地域における地熱開発の理解促進を図る。

⑥大分県別府市
(アドニス)
地熱熱水を活用したハウス栽培施設を整備し農産品の成長を後押しするとともに、当該施設の見学等を可能にすることで、地域における地熱開発の理解促進を図る。

⑦大分県竹田市
(エスアンドカンパニー)
竹田市久住町地域の住民を対象として、地熱開発に関する勉強会の実施及び先進地事例調査等を実施することにより、地域における地熱開発の理解促進を図る。

⑧長崎県雲仙市
(オリエンタルコンサルタンツ、小浜温泉エネルギー)
地熱発電に附随した熱水活用事業の事業化可能性等に関する調査を実施し、小浜温泉エネルギー活用推進協議会や地域住民等との勉強会・意見交換会を実施する。

⑨鹿児島県指宿市
(燈影新エネルギー開発)
指宿市南迫田地区における地熱発電事業の実施に向けて協議会を設立し、温泉・地熱を利用した事業の可能性調査、勉強会の開催や先進地視察等を行う。

⑩鹿児島県指宿市
(指宿市)
指宿市山川伏目地区における地熱発電事業の実施に向けて、地熱の有効活用や多段階利用に関する検討、農業利用を行うための市場調査及びそれらの検討に資する先進地視察を行う。

⑪鹿児島県三島村
(大林組)
薩摩硫黄島における地熱発電事業の実施に向けて、掘削調査に関する住民説明会、開発地域見学会及び勉強会を実施するとともに、薩摩硫黄島地熱発電理解促進協議会において主に熱水利用による地域振興策について検討を進める。
《外部リンク》
経産省・地熱開発理解促進関連事業支援補助金PR資料(PDF)

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