【薩摩川内市/三菱電機】CEMS制御+再エネ+蓄電池で防災拠点に安定した電力供給へ

[画像・上:川内駅東西自由連絡通路(提供:三菱電機)]

鹿児島県西部に位置する薩摩川内市は、九州電力の原子力発電所や火力発電所が立地する街として知られる。一方で2014年3月には市が独自に「薩摩川内市次世代エネルギービジョン」を策定。太陽光や風力、バイオマス、小水力や潮力発電の導入プロジェクトを打ち立てている。

この動きの中から生まれたのが「川内駅次世代エネルギー導入事業」だ。川内駅は一日の利用客数が5000人を超える。これは鹿児島県内で有数の規模だ。それに合わせ、BCP(非常時事業継続計画)の作成の検討が行われていた。

同駅のコンコースや自由通路は同市の市有地。ここをエネルギーマネジメントシステムと再エネの活用により、非常時の防災拠点とする計画だ。完成は2015年12月を予定している。

川内駅構内イメージ(提供:三菱電機)

川内駅構内イメージ(提供:三菱電機)

同事業のCEMSは、三菱電機製のスマートコミュニティシステム「MELSmartⓇ」を導入することが決まっている。非常時には、自立分散電源の供給負荷および再エネの発電状況から電力供給可能時間を算出。この時間情報を自治体や市民に提供し、防災拠点としての継続運用を支援する。

平常時でも、駅前に設置された太陽光発電30kWと風力発電5kW、そしてリチウムイオン蓄電池システム40kWh相当を制御・活用しピークカットを行う。

CEMSが統括する、川内駅エネルギーマネジメント事業のイメージ(提供:三菱電機)

CEMSが統括する、川内駅エネルギーマネジメント事業のイメージ(提供:三菱電機)

同社は兵庫県尼崎市でのスマートグリッド実証でも運用実績がある。MELSmartⓇは、電力供給の監視や需要予測、複数の電源を活かした供給計画策定などの入力インターフェイスの分かりやすさが評価され、2014年度のグッドデザイン賞も受賞している。

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