【NEDO】次世代CO2回収型・石炭ガス複合発電システム開発に着手

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は8月11日、発電時に発生するCO2をほぼ全量回収し、最先端の石炭火力発電所と同水準の42%の発電効率を達成する次世代型石炭ガス化複合発電システム(IGCC)の開発を開始すると発表した。期間は2015年~2019年。委託予定先は、電力中央研究所、三菱重工業、三菱日立パワーシステムズ。事業総額は約45億円。

新たに開発に着手する次世代IGCCシステム「クローズドIGCC」は、排ガスCO2の一部を系統内にリサイクルし、排ガス中のCO2純度を高めることにより、CO2回収時に大きなロスとなっていたCO2分離回収工程が不要となる。

実機に近い大型サイズでの要素技術検証を実施することで、基盤技術をより確実な技術として発展させ、CO2をほぼ全量回収可能なゼロエミッション石炭火力発電の早期実現を目指す。まず、IGCCシステムの基幹技術であるガス化炉、ガス精製装置、ガスタービンの開発を中心に進め、送電端効率42%を見通すための要素技術の確立に取り組む。

[画像:従来方式のCO2分離回収型IGCCと、NEDOで新たに研究を開始するCO2回収型クローズドIGCC]

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