【JFEエンジニアリング】ごみ焼却発電プラント受注。ミャンマー初のJCM適用

[画像・上:ごみ焼却発電プラントの完成予想パース]

JFEエンジニアリングは11月12日、ミャンマーと日本との間のJCM(二国間クレジット制度)事業を活用して同国ヤンゴン市が建設する、同国初のごみ焼却発電プラントを受注したと発表した。同社はごみ焼却発電プラントの設計・建設を担い、2017年の完成後、ヤンゴン市が運転を行う。

JCMは、日本の優れた技術やシステム等を途上国に提供し、それによって実現する温室効果ガス排出削減量の一部を日本の削減量として計上する制度。ミャンマーとのJCMの締結は9月16日に結ばれた。今回の事業は、ごみ焼却発電プロジェクトとしてJCMを適用する第1号案件で、またミャンマー初のJCMプロジェクトとなる。

同プラントの発電容量は700kWで、年間約5,200kWhの電力を供給できる。同プラントは、市内から出る日量60tの廃棄物を焼却処理して廃棄物処理を進めると共に、処理時に発電し、ミャンマーで不足する電力を補う。この発電で年間のCO2排出量が約2,400t削減される。

ヤンゴン市では、日量約1,600tのごみが排出され、処分場に直接埋め立てられている。今後も急速な経済発展が続くと予測されるため、適切な廃棄処理施設の整備が急務になっている。

同社は、2012年と2013年にヤンゴン市における「我が国循環産業海外展開事業化促進事業」、2014年に「JCM実現可能性調査」を環境省から受託。廃棄物処理の適正化に向けた調査を実施し、最適な処理方法を検討してきた。今回の受注はこれらが評価されたものだ。同社はごみ処理のみならず、ミャンマー国内の橋梁や上水、下水プラントなど幅広い商品技術を提供し、同国の経済発展に貢献していく考えだ。

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