ソーラーシェアリング協会、普及に向けて初総会開催。実証実験場見学も好評

設立3年目を迎えたソーラーシェアリング協会は7月29日、初の正会員総会を千葉市で開催した。全国各地でソーラーシェアリングに取り組んでいる約100社の会員から、この日はおよそ80名が集結。実例紹介や講演が行われた後、市内の農地に設けられた実証実験場に移動し、最新システムの見学会となった。

総会では、まず代表理事の大村淳氏が協会の展望について講演。国のエネルギー政策を見据えた上で、固定価格買取制度に頼らない地産地消型エネルギーシステムとしてのソーラーシェアリングを打ち出した。

次に行われた「ソーラーシェアリングの普及方法と実施例」の紹介では、野田建設代表取締役社長の野田康彦氏と三恵エナジー営業部長の久保勝氏が登壇。技術的課題ととともに、地域の市民団体や行政とコミュニケーションを取っていくことの重要性などが語られた。

最後は越野日栄アグリ研究所代表取締役会長の越野信太郎氏による特別講演。「社会貢献活動を通じての取り組み事例とニッチマーケットへの可能性」と題して、世界各地で自ら手掛けた生物生産技術向上に向けての取り組みなどをレクチャーした。

実証実験場では、新しく設けられた専用架台や、今年作付けされた植物の生育状況について説明があった。協会では、ソーラーシェアリグには不適とも思われるトウモロコシの栽培にも取り組んでいるが、畝の方向を工夫するなどして、今年は順調な生育状況を見せていた。また実証実験場には、ビニールハウスのフレームに太陽光パネルを設置した「循環型ソーラーハウス」もあり、中ではブルーベリーが豊かな実をつけていた。

[画像・上:実証実験場で、作物の生育状況を報告]

太陽光パネルを装備した循環型ソーラーハウス

太陽光パネルを装備した循環型ソーラーハウス

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