バイオマスワーキンググループ、業界のキーパーソンを講師に迎えセミナー連続開催

市民キャビネット農都地域部会バイオマス発電事業化促進ワーキンググループ(WG)のセミナーが注目を集めている。業界の関心事をタイムリーに捉えた企画のとも、産官学それぞれの注目人物による講演が好評だ。

不定期の勉強会だが、ここ半月、2週続けて開催された。テーマは、7月27日「バイオマス産業都市構想と地域の再エネ事業化」、8月3日「バイオマス発電業界を取り巻く環境変化」だ。いずれも神明いきいきプラザ(東京都港区)で開かれた。

7月27日の勉強会では、第一部として農林水産省食料産業局の梶原義範バイオマス事業推進室長が登壇。「地域のバイオマスを活用した産業化」をテーマに、日本のバイオマス関連政策の歴史的経緯と、バイオマス産業都市の具体的事例を概説した。

第二部は「バイオマス資源利用の新潮流」と題して、プロスペックホールディングスの福田裕二バイオガス・地熱発電推進室長が「ナノ化バイオ発酵ガス発電システム」を紹介。続いて、ワールドハンドリングの一ノ井猛夫事業推進室長が「植物系バイオマス連続式再資源課装置」などについてレクチャーした。

8月3日は、「バイオマス発電業界を取り巻く環境変化とその対応~2㍋㍗未満ガス化発電の事例紹介」という内容。まず、三菱商事の澤一誠 地球環境・インフラ事業グループCEOオフィス環境エネルギー政策担当が、「再エネ普及の現状と課題、FIT制度の問題点」などについて話をした。

二人目には、ティッセンクルップオットーの安部義男境・エネルギーソリューション事業部 取締役が登壇。同社製「木質バイオマス熱分解ガス化炉」や「熱電併給プラント」の技術説明を行った。
第二部では、電力小売全面自由化に伴うFITの「回避可能費用」について検討。同WGとしての提言取りまとめに向け、意見交換を行った。

両日とも参加者は、会場満席となる約60名。関東近県から集まった業界関係者、地域振興を考える市民・自治体の方々などだ。参加者の一人は、「今日得た情報を地元に持ち帰り、事業に活かせないか検討したい」と話していた。同WGは参加者同士の交流も盛んで、ビジネスに直結するセミナーであることも好評の要因のようだ。

同WGの次回勉強会は9月28日、バイオマス発電の最新動向をテーマに行われる。会員でなくても、参加可能だ(一般1000円、会員500円)。

[画像:活発な意見交換が行われたセミナー会場]

《外部リンク》バイオマス発電WG 公式HP

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