北九州市の西部ガス工場跡地で風力発電事業推進【エネ・シード/日立ウィンドパワー】

[画像・上:「エネ・シード北九州風力発電所」に設置予定の、日立製作所製「HTW2.0-86」型風力発電システム(提供:西部ガス)]

北九州市沿岸部での新たな風力発電事業発進がこの9月に発表された。事業が行われるのは、2016年7月に着工・2017年3月完成予定の「エネ・シード北九州風力発電所」だ。西部ガス(福岡県博多市)のグループ会社で再エネ事業を担うエネ・シードと、日立製作所グループの日立ウィンドパワーが共同出資し設立される「エネ・シードウィンド株式会社」(出資比率=エネ・シード:66%/日立ウィンドパワー:34%)により発電所が建設されるとともに、運営も同社が行う。

設置される発電設備は日立製の低風速域対応2MWダウンウィンド型風力発電システム「HTW2.0-86」2基(合計4MW)。日立は、ローターをナセルの風下側に配置する独自のダウンウィンド型風力発電システムでこれまで国内200基以上の受注実績を有している。

風力発電システム「HTW2.0-86」のスペック(提供:西部ガス)

風力発電システム「HTW2.0-86」のスペック(提供:西部ガス)

<日立製作所製風力発電システム「HTW2.0-86」の主な仕様>

型番:HTW2.0-86
定格出力:2MW(2,000kW)
ローター直径:86m
タワー高さ:65m
ブレード枚数:3枚
ローター位置:ダウンウィンド
ヨー制御:通常運転時=アクティブ制御/暴風停電時=フリーヨー
発電機種別:交流励磁同期発電方式
カットイン風速:4m/s
カットアウト風速:24m/s
風速クラス:IEC-ClassⅡA+(ただし、極地風速はClassⅠ)

納入・運用実績豊富な日立の風力発電システムのエネルギーソリューション、さらに日立キャピタルの金融サービスまで含めた日立グループの実績と、西部ガスの天然ガス普及を通じて蓄積してきたエネルギー供給事業者としての実績を融合させ、両社は今後拡大が見込まれる風力発電分野で積極的に事業を展開する構えだ。

建設予定地は西部ガス北九州工場跡地(北九州市若松区響町)の未利用地部分を活用する。同地では8月から「エネ・シード北九州第2太陽光発電所(発電規模2.4MW)」の建設も開始されている。

エネ・シード北九州風力発電所平面図 提供:西部ガス

エネ・シード北九州風力発電所平面図 提供:西部ガス

エネ・シード北九州風力発電所位置図(北九州工場跡地) 提供:西部ガス

エネ・シード北九州風力発電所位置図(北九州工場跡地) 提供:西部ガス

 

<「エネ・シード北九州風力発電所」の概要(予定)>

施設名称:エネ・シード北九州風力発電所
所在地:北九州市若松区響町1-26
敷地面積:約2万m2
建設期間:2016年7月~2017年3月
運用開始:2017年3月下旬予定
発電規模:4.0MW
年間発電量:800万kWh/年(一般家庭約2,500戸の年間電力使用量に相当)
風車:日立製作所製風力発電システム「HTW2.0-86」2.0×2基
投資額:約12億円

 

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【西部ガスグループ】「エネ・シード北九州 第2太陽光発電所」建設(2015/8/25)

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