大阪、万博スマートコミュニティ構想でサッカースタジアムと電力融通

三井不動産は11月19日に大阪府吹田市の万博記念公園に開業した大規模複合施設「EXPOCITY(エキスポシティ)」において、再生可能エネルギーを活用した幅広い取組みを開始した。当該エリアを「万博スマートコミュニティ」と称して、隣接地の「市立吹田サッカースタジアム」の指定管理者であるガンバ大阪と、関西電力と共同で実施する。

同プロジェクトのテーマは「再生可能エネルギーの活用・エネルギー利用の効率化による省エネルギー・省CO2」と「エネルギーの観点からの地域防災力の向上」。EXPOCITYとサッカースタジアムで使用する電力は関西電力から一括受電するとともに、EXPOCITYに設置する太陽光発電(106.08kW)と蓄電池(168kWh)の電力をEXPOCITYサッカースタジアムで活用し、省エネルギー・省CO2に取組む。両施設が受電設備を介してつながることで、サッカースタジアムで必要となる電力をEXPOCITYの太陽光発電や蓄電池といった分散型電源で賄い、多様性のある設備計画やエネルギー利用が可能になる。

広域災害時の自立電源としても活用できる。災害で系統電力からの電力供給が途絶えた際は、両施設に各々設置する非常用発電機がただちに起動し、災害時に必要な場所に電力を供給する。さらに電力供給の途絶えが長期化し、発電用燃料を使い果たした場合は、EXPOCITYの太陽光発電と蓄電池から、地域の避難所となるサッカースタジアムへ最低限の電力を継続して供給する。サッカースタジアムは災害時に救援物資の集積など地域の防災拠点として利用されることから、そこへ電力供給することで、地域の防災力を長期にわたって高めることが可能になる。

なお、同プロジェクトには、環境省の補助金を受けて、一般社団法人「低炭素社会創出促進協会」が実施している「自立・分散型低炭素エネルギー社会構築推進事業」が活用されている。

[画像・上:「万博スマートコミュニティ」のイメージ]

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