川崎重工、水素混焼ガスタービン実証開始/低NOx実現、今後は水素専焼も

川崎重工は5月26日、同社明石工場の自家発電を行っている3基のガスタービンの内1基を用いて、水素と都市ガスの混焼による実証運転を開始すると発表した。

発電用ガスタービンに用いられるLNGなどの一般的な燃料と水素とでは、発熱量/燃焼速度/断熱火炎温度等の燃焼挙動が異なるため、混焼でも専焼でも水素を燃料として用いると種々の問題が生じる。その代表例のひとつが、タービン内に高温スポットが生じ人体的・環境的に有害な窒素酸化物(NOx)が多く排出されてしまうことだ。

このNOxを低減させつつ、発電効率も高いレベルで有する燃焼を可能にするのが、川崎重工の独自技術「追焚き燃焼方式」だ。

追焚きバーナーから投入する水素の割合は、体積あたり0%(=LNG/都市ガス専焼)から約50%というリッチガス状態まで。その間で割合を任意に設定することも可能だ。

[画像:ガスタービン「M1A-17D水素混焼システム」。3系統のバーナーは川崎重工の独自技術だ]

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