日立造船、マレーシア初のごみ焼却発電プラントを受注

日立造船は11月26日、マレーシアにおいて初となるごみ焼却発電プラント(発電出力1万8,000kW)を、同国で廃棄物処理や再生可能エネルギーなどの環境事業を手がけるサイパーク社から受注したと発表した。プラントの建設地は、首都クアラルンプールの南に位置するヌグリ・スンビラン州ポート・ディクソン市タナ・メラ地区。納期は2018年1月。

事業スキームは次のようになっている。マレーシア政府が、PPP(官民パートナーシップ)方式によるごみ焼却発電プラント・ごみ埋め立て処分場などで構成される統合型ごみ処理施設の建設・運営をサイパーク社に委託する。日立造船はローカルパートナーのKNプロセス・システムズとコンソーシアムを組成し、サイパーク社よりごみ焼却発電プラントの建設・運転を請け負う。

マレーシアでは、経済発展により一般廃棄物の発生量が増加しており、ごみの野積みや不法投棄が問題となっている。このため、同国政府は第10次5ヵ年計画(2011年~2015年)において、都市廃棄物管理の改革および再生可能エネルギーの導入を検討している。同事業は、同国における循環型社会の形成を推進する活動の一環として計画された。また、同プラントは、これまで埋め立て処理されていた都市ごみを衛生的かつ安全に焼却できるだけでなく、その発電能力により同国の高まるエネルギー需要にも貢献する。

日立造船グループは、日本やアジア、欧州を中心に世界トップクラスの830件以上のごみ焼却・発電プラントの受注実績を有している。2011年には、英国のロンドンで発電能力7万3,000kWのリバーサイドごみ焼却発電プラントを竣工した。

アジア地域においては中国大陸向け12件、台湾向け5件、韓国向け8件の受注実績を有し、2014年4月には日本企業初となるインドでのごみ焼却発電プラント建設工事を受注している。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

Find us on Facebook

アーカイブ

カテゴリー

ページ上部へ戻る