<レンゴー・八潮工場(埼玉県)>バイオマスボイラ発電設備完成。建築廃材由来の木質チップ燃料で出力9MW

[画像・上:レンゴー八潮工場の木質チップバイオマスボイラ発電設備]

包装資材製造・販売最大手のレンゴー(大阪府大阪市)は3月8日、自社の八潮工場(埼玉県八潮市)に木質チップバイオマスボイラ発電設備を新設したと発表した。これまで都市ガスが中心だったバイオマスエネルギー源を多様化させるとともに、CO2排出量の削減を目的に建設した。建築廃材に由来する木質チップを主燃料にして発電し、工場で使う電力の約2割を賄う。発電出力は9,000kW。設備は本年1月に完成し、すでに稼働している。設備の製造はバイオマス燃料を用いるボイラの製造で多くの実績のあるタクマ(兵庫県尼崎市)が担った。

八潮工場は日本最大の板紙製紙工場として、段ボール原紙を中心に年間約85万トンの板紙を生産している。同工場では重油から、クリーンエネルギーの都市ガスへの燃料転換を進め、CO2排出量の削減に取り組んできた。今回、木質チップバイオマスのボイラ発電設備を新設したことで、さらに年間約6万5,000トンのCO2排出量が削減できる見込みだ。

同社は地球環境負荷の低減に積極的に取組んでいる。製紙部門の西日本の拠点工場である尼崎工場(兵庫県尼崎市)には本年、ガスタービン発電設備(発電出力1万5,780kW)が完成した。発電と同時に廃熱を利用し、蒸気として有効利用するガスコージェネレーションシステムの採用によりエネルギー消費の効率化を図っている。この設備を導入したことで、同工場で使用する電力の8割を自家発電で賄うと同時に、年間約3,800トンのCO2排出量の削減が可能になった。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

Find us on Facebook

アーカイブ

カテゴリー

ページ上部へ戻る