【IHIほか8社合同で事業会社設立】49MW、2018年後半の完成目指す

[画像・上:バイオマス発電所建設予定地]

IHIは5月、東京センチュリーリース九電工日本瓦斯、地元企業など8社とともに、木質バイオマス発電事業会社「七ツ島バイオマスパワー合同会社」を鹿児島県鹿児島市に設立した。資本金は5億円。IHIは今年2月、木質バイオマス発電事業への参入を発表している。

事業会社はIHIが同市七ツ島に保有する土地の一部(約6万2,000㎡)を賃借し、県内最大規模となる木質バイオマス発電所を建設する。投資資金は、出資会社9社の出資金と鹿児島銀行を中心にした地域金融機関や日本政策投資銀行(DBJ)からのプロジェクトファイナンスで資金を調達する。

発電所の出力規模は49MW、年間発電量は一般家庭の約7万7,000世帯の年間消費電力量に相当する約33万7,000MWh。発電する電力は全量を九州電力に売電する予定だ。今夏着工し、2018年後半の完成を目指す。燃料には地域の間伐材のほか、東南アジアから輸入するパームヤシ殻を利用する予定だ。

鹿児島臨海工業地帯の一角を占める七ツ島には、同県最大の太陽光発電所「鹿児島七ツ島メガソーラー発電所」(70MW)や、IHIが研究を進める微細藻由来バイオ燃料製造の試験設備がある。新設する木質バイオマス発電所はメガソーラー発電所と隣接する未利用地を活用する。

IHIはバイオマス発電向けボイラーの製造を手掛けており、米国ではバイオマス発電所の運営に参画しているが、国内で自らバイオマス発電事業を行うのは初めて。同社は、事業誘致と地元雇用の創出により地域経済の活性化に貢献していくとしている。

七ツ島バイオマスパワー合同会社設立総会

七ツ島バイオマスパワー合同会社設立総会

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