《リポート》日本木質バイオマスエネルギー協会・平成28年度定時総会:「ポストFIT」見据えた木質バイオマスのあり方議論

日本木質バイオマスエネルギー協会の平成28年度定時総会が6月8日、東京都・新木場の木材会館で開催された。

開会の挨拶で熊崎実会長は、FIT制度に言及。再エネ導入促進の成果と表裏である、急速に導入を進めた結果としての問題点を指摘した。再エネ導入、バイオマス活用および電力自由化の先進国であるドイツのFIT制度を例にあげ、木質バイオマスエネルギー活用の今後に向けて協会としての対策の検討を呼びかけた。

来賓挨拶では、林野庁林政部長の牧元幸司氏が今年の通常国会で成立した森林法と関連法案、また、去る5月24日に閣議決定された新しい「森林・林業基本計画」に言及。木材利用についての需要拡大・安定供給へ向けた官民の試みが進むなか、木質バイオマスのエネルギー利用が果たす役割は大きいとし、継続的な支援を表明した。

平成27年度の事業報告、収支決算報告は異議なく合意され、人事では熊崎実氏が会長を引き続き務めるほか、理事(非常勤)を2名追加することが承認された。

平成28年度の事業では、勉強会・意見交流会の開催、「燃料用木質チップの品質規格」などの普及啓発活動のほか、①発電制度、②熱利用、③燃料材、④国民理解促進について部会を発足し、検討を進める予定だという。

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