月島機械が日本最大級の下水汚泥消化ガス貯留用ガスホルダを受注

月島機械(東京都中央区)はさきごろ、広島市より下水汚泥消化ガス貯留用ガスホルダの更新工事を受注したと発表した。その貯留容量は9,600㎡と日本最大級となる。受注金額は8.5億円、納期は2018年3月。

昨今、全国の下水処理場では、汚泥消化工程から発生する消化ガスを効率的に有効利用するため発電事業が盛んになっている。これに伴って貯留用ガスホルダの更新・増設・新設ニーズが高まっている。

月島機械が今回受注したのは「西部水資源再生センター汚泥処理設備工事」で、納入先は広島市西部水資源再生センター。市が保有する下水処理場5カ所のうち最大の処理能力(1日の処理能力30万7,200㎥)を誇る処理場だ。

同社は老朽化した既設ドライシールガスホルダ(5,000㎥×2基)の撤去と新設ドライシールガスホルダ1基、乾式脱硫器3基の設計・建設を担う。

消化ガスホルダには、円筒型で低圧のガスを貯留するドライシールガスホルダと、中圧のガスを貯留する球形ガスホルダがある。ドライシールガスホルダは同社の主力製品の一つだ。

ドライシールガスホルダは鋼製の底板、側板、屋根板、内部で可動するピストンによって構成され、この間をつなぐ特殊シール膜によって構成された気密室内にガスが一定の圧力で貯留される。耐震性・メンテナンス性に優れており、同社は国内外で500基を超える納入実績を有し、国内トップクラスのシェアを有している。

月島機械は下水処理場における汚泥処理に強く、汚泥消化槽や汚泥消化ガス貯留設備などの豊富な実績を有するとともに、再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT)を活用した消化ガス発電事業も積極的に展開している。

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