英国向けバイオマス発電事業への投資を拡大、三井造船子会社BWSC

三井造船はさきごろ、100%子会社であるデンマークのバーマイスター&ウェイン・スカンジナビアン・コントラクター(BWSC)が英国向けバイオマス発電事業に投資すると発表した。

[画像・上:CHPプラント完成予想図]

デンマークの大手年金基金管理会社コペンハーゲン・インフラストラクチャー・パートナーズ(CIP)と共同で、バイオマス熱電併給設備(CHPプラント)による売電事業への投資を実施する。BWSCにとって6件目のバイオマス発電事業となり、CIPとの協業は3件目だ。

英国でのCHPプラントは、ロンドンの南東に位置するケント州内の工業団地ディスカバリー・パーク敷地内に建設し、2018年夏までに引き渡しを終え、運転を開始する予定だ。

BWSC社は今回、CHPプラントのエンジニアリング、機器調達、据付・建設、試運転までを一括で請け負い、20年間の運転・保守業務(O&M)も合わせて受注した。

同設備は木質チップを燃料とするもので、発電能力は5万世帯の電力消費量に相当する27.8MW。CHPプラントで作られた熱と電気の一部はディスカバリー・パークに直接供給される。

プロジェクト総額は1億6,000万英国ポンド(約220億円)。資金はBWSCが約20%を出資し、残額をCIPによる出資や親会社ローンにより調達する。

BWSCは、高効率バイオマス、バイオガス、ディーゼル発電施設の開発、建設、運転管理まで一貫した事業を世界の各地で展開している。創業以来53カ国、178件以上の発電施設の納入実績があり、その発電容量は3,500MWを超える。

英国は2020年までに再生可能エネルギーによる発電比率を20%まで引上げることを目標としたグリーンエネルギー振興策を推進している。バイオマス発電は全発電量の5.9%(2014年当時)をまかなっており、風力発電に次ぐ規模を確保している。

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