アミタのバイオガス施設「南三陸BIO」、 開設1年で見学者1,000人突破

アミタホールディングス(京都市)の事業会社であるアミタ(東京都千代田区)は10月25日、2015年10月に開設した宮城県南三陸町のバイオガス施設「南三陸BIO(ビオ)」が開設1年で見学者1,000人を突破したと発表した。

[画像・上:町内小学6年生の社会見学]

南三陸BIOは、南三陸町内で排出される生ごみ、し尿処理汚泥などをメタン発酵技術によって、電気や熱エネルギー、液体肥料として100%資源化する施設。バイオガス生成過程から出る副産物の液肥が肥料として地域の田畑に散布されることで、町の有機系廃棄物はエネルギー・資源として地域内で循環し、地産地消が加速している。

また、大規模災害が発生した際のエネルギー供給源(電気・熱)としても利用でき、町が掲げる「災害に強いまちづくり」の中核を担っている。

開設からこの間、町内小学校の社会科見学や民間企業・行政機関からの視察など、地域内外から1,000名を超える見学者を受け入れた。地域外の大学講義の一環として約70名の見学があるなど、教育機関による資源循環を学ぶ環境学習の場としても活用されている。

また本事業は、官民連携で地方創生に努める企業のCSV(共通価値の創造)事例として民間企業から注目されており、企業からも約140名の視察があった。

企業向け研修

企業向け研修

見学者の受け入れだけでなく、家庭から出る生ごみがエネルギーと肥料に変わる工程を町民と協力して紙芝居でわかりやすく説明するなどして、地域の幼稚園や小学校へ出張環境学習会も開催している。

南三陸BIOは現在、町内200カ所以上(2016年10月時点)のゴミステーションから定期的に生ごみを回収しているほか、下水汚泥の受け入れを行っている。また、7月には、新たに一般廃棄物処理業の許可を取得し、同町内のホテルや飲食店などの事業者から生ごみの受け入れが可能となった。これにより、新たに年間365tの資源化を計画しているという。

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