三相電機とアシアティックエンジニアリングジャパン、小型水力発電機を共同開発

モーターやポンプの製造・販売を行う三相電機(兵庫県姫路市)はさきごろ、アシアティックエンジニアリングジャパン(東京都品川区)との共同開発により、最大発電出力750Wの小型水力発電ポンプ(型式:PPU)を製品化したと発表した。

新製品はポンプに水を逆に流し、通常とは逆方向に回転させて発電を行う「ポンプ逆転式」の発電機。水車と発電機が一体化した構造の独立型の電源システムだ。

軽量で省スペースを実現し、大掛かりな工事は必要なく、簡単に設置できるよう設計した。また、界磁に永久磁石を用いた永久磁石型同期発電機(IPM同期モータ)を採用し、高効率のエネルギー回収が可能となっている。

発電機が起動する十分な水量と有効落差が確保できれば、河川やため池、空調設備の循環水(冷却水系統)、工場排水設備の残圧が利用できる場所などに設置し、バッテリーに充電できるほか、ビルや工場内の照明にも利用できる。

災害時などの緊急時には、河川やため池などから取水し、発電した電力を街路灯、携帯電話の充電、浅井戸ポンプを起動させての飲料水の確保など、ライフライン確保にも対応できる。

1分あたり300ℓの水量と有効落差10~12mの条件があれば、最小発電出力200Wの出力が可能となる。1分あたりの水量が450ℓ、有効落差が18.5~21mの場合、最大発電出力は750Wとなる。

新製品は現在、モニター販売による製品の実証・検証中で、2017年に一般発売を開始する予定だ。

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