イーレックスが大分県佐伯市でバイオマス発電所稼働 出力5万kW

新電力大手のイーレックス子会社のイーレックスニューエナジー佐伯が運営するバイオマス発電所「佐伯発電所」が11月18日、大分県佐伯市の臨海地で運転を開始した。総事業費は約167億円。

[画像・上:11月に稼働した佐伯発電所]

同発電所は、イーレックスの株主でもある太平洋セメントの「大分工場佐伯プラント」の遊休地に建設された。パームヤシ殻を主な燃料とする木質バイオマス発電所で、プラントのEPC(設計・調達・建設)はJFEエンジニアリング(東京都千代田区/横浜市)が担った。出力は国内最大級となる5万kW、年間売電量は約31万5,000MWhを見込んでいる。

イーレックスのバイオマス発電所は、2013年6月に商業運転を開始した「土佐発電所」(高知県高知市)に続いて2つ目。同社は電力小売事業に加え、FIT制度を活用した「自社バイオマス発電の強化」にも積極的に取り組んでいる。今回の佐伯発電所の操業開始により、同社グループの自社バイオマス発電所の発電出力は従来の3.5倍となる70MWに増加した。

同社グループでは現在、福岡県豊前市にも国内最大級となる「豊前バイオマス発電所」を計画している。バイオマス燃料の発電所としては国内最大級となる7万4,950kW規模のプラントを建設する計画だ。施設の着工は2017年3月、営業運転開始は2019年10月を予定している。

また、太平洋セメントとの共同出資により、岩手県大船渡市の太平洋セメント大船渡工場内に大船渡発電を設立し、木質バイオマスによる電力卸事業を行うと発表している。こちらも国内最大級となる7万5,000kW規模のプラントを建設する計画だ。供給開始は2019年秋を予定している。太平洋セメントはバイオマス発電による売電事業に初めて参入する。

イーレックスは4~5年後に1,000億円の売上を経営目標として掲げており、同社グループでは、バイオマス発電で日本最大の発電事業者を目指して引き続き強化していく方針だ。

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