タクマ、豊橋市でバイオマス発電設備を受注 発電規模2万2,100kW

タクマ(兵庫県尼崎市)はさきごろ、木質バイオマス発電事業のサーラeパワー(愛知県豊橋市)より、豊橋市に建設予定のバイオマス発電設備を受注したと発表した。完成予定は2019年6月。発電した電気はFITを活用して電気事業者へ売電する予定だ。

サーラeパワーは本年6月、エネルギー事業を主力とするサーラグループの中部ガスとガステックサービス(ともに豊橋市)の共同出資(中部ガスが60%、ガステックサービスが40%出資)により、木質バイオマス発電事業を行う連結子会社として設立された。同社はサーラグループで初の発電事業会社だ。

同社は豊橋市の三河港臨海部に発電規模2万2,100kWのバイオマス発電所を建設する計画を進めている。年間発電量は、一般家庭約4万世帯分の消費量に相当する約1億5,000万kWhを見込んでいる。タクマが今回受注したのは同発電所の設備だ。サーラeパワーによればすでに用地の取得を終え、2017年初めにボーリング調査を開始する予定だという。

新設するバイオマス発電所は、主な燃料として輸入材のPKS(パームヤシ殻)、副燃料として愛知県東三河地域や静岡県遠州地域から出る未利用材を有効活用する。これにより電力の地産地消と地域連携ネットワークを構築する。また、天然ガスを利用した発電など、サーラグループの強みを生かした事業を展開していくという。

タクマはごみ処理・水処理・ボイラ・産業廃棄物処理プラント事業を展開しており、バイオマスを燃料とするボイラを得意としている。1950年代から木質チップやバガス(さとうきびの搾りかす)のボイラを国内外に合わせて600缶以上納入している。

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