愛知県「メガソーラーたけとよ」→三重県「メガソーラーかわごえ」へ移設 一部が運開

中部電力が建設を進めている大規模太陽光発電所「メガソーラーかわごえ」(三重県三重郡川越町)が、この1月から一部運転を開始した。

[画像・上:「メガソーラーかわごえ」の工事の状況。中央が太陽光発電所の敷地で、その上部にあたる土地でパネル設置が完了していることが見える(提供:中部電力)]

「メガソーラーかわごえ」は、2011年10月に運開した「メガソーラーたけとよ」(出力7,500kW)の太陽光パネルやパワコンなどの発電設備を移設して建設される。「メガソーラーたけとよ」は愛知県知多郡武豊町にある中部電力の武豊火力発電所の構内に立地していたが、同火力発電所の再開発計画に伴い太陽光発電施設の移設が決定されていた。

「火力発電所構内から火力発電所構内へ」移設する太陽光発電所、という稀有な事例になる。送電線が充実して系統連系が容易という、大規模発電所隣接地ならではのメリットを活かし、移設に際しても早期の運転開始が可能となり、発電設備を有効活用できる。

「メガソーラーたけとよ」(愛知県知多郡武豊町)と「メガソーラーかわごえ」(三重県三重郡川越町)の位置関係(提供:中部電力)

武豊火力発電所(重油・原油焚き:合計出力112.5万kW)は1号機が1966年に運開しており、経年による機械性能劣化が起きていた。1号機(22万kW)は2002年に、2~4号機(各37.5万kW)も2016年3月に廃止され、順次撤去される。新たに石炭焚きの発電施設(出力107万kW)である5号機にリプレースされる計画だ。5号機は熱効率にして45%以上の高効率で運転され、2018年度に着工、2021年度に運転が開始される予定。

「メガソーラーかわごえ」の建設工事は2015年10月から開始され、発電設備の移設は2016年6月から開始された。今回はその内2,750kWが運転を開始した。

移設が完了し、「メガソーラーたけとよ」と同じフル出力である7,500kWで稼働するのは2017年5月が予定されている。フル出力の際に想定されている年間発電量は1,140万kWhであり、一般家庭約3,700世帯分の年間使用電力量に相当すると試算している。

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