【三井造船】家畜ふん尿を利用した国内最大級のバイオガス発電施設、北海道で稼働

三井造船は7月10日、北海道別海町で建設を進めてきたバイオマス発電施設が完成し、運転を開始したと発表した。施設は、三井造船、別海町、中春別農業協同組合、道東あさひ農業協同組合 の4者が共同で設立した特別目的会社「別海バイオガス発電」が運営する。

別海町は乳牛11万頭を飼養する日本一酪農業が盛んな町で、必然的に乳牛の排泄物も多い。今回完成したバイオマス発電施設は、2農協の農家や、町営牧場など93戸から集める1日280tのふん尿と産業廃棄物(食品系及び水産系)5tを発酵処理し、その過程で発生するメタンガスを燃料にして発電する。

発電機の出力は1800kW、年間発電量は約960万kWhと、別海町の一般世帯の約44%、2800世帯の年間使用量に相当する。北海道電力に売電することで年間4億円程度の収入を見込む。メタンガスを発生させた後に残る消化液も肥料(液肥)として販売する計画だ。家畜ふん尿を利用するバイオガス発電所としては国内最大規模になる。

[画像:運転を開始したバイオマス発電施設]

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