東北-関東エリア間の広域連系線強化へ【電力広域的運営推進機関】「複線化」で1,000万kW超に増強

電力広域的運営推進機関(OCCTO)は2月、「東北東京間連系線に係る広域系統整備計画」を策定。東北と関東エリアを結ぶ電力連系線の整備・強化案を発表した。

[画像・上:整備が発表された連系線ルート。①~⑥が新設・対策箇所(出所:電力広域的運営推進機関)]

2016年に同区間連系線整備の募集を行ったところ、東北電力ほかから合計385.16万kWもの希望接続容量があった。東北エリアと関東エリアとの連系で「ボトルネック」となっている相馬双葉幹線(熱容量で631万kW)がこれを賄うことはできない。さらに2021年以降の本連系線の長期運用容量は573万kWとされているが、空容量がゼロとなることが予想されている。

計画ではこれを整備し、2021年以降の本連系線の長期運用容量を455万kW増やして1,028万kWにするとしている。

さらに増強される連系線がバイパスとなるよう複数化。連系線を複数ルートとすることで、トラブル時に備える供給信頼度向上を図る。

工事費用は総額1,530億円と見積もられており、その費用を負担するのは特定負担としての東北電力ほかの発電事業者と、一般負担(東北および関東エリア需要者が電気料金を通じて支払う)となる。

整備の工事はこの4月に着工予定。完成はそれから10年8カ月先の2027年11月が予定されている。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

Find us on Facebook

アーカイブ

カテゴリー

ページ上部へ戻る