第65回電設工業展 JECA FAIR 2017 いよいよ開催② パナソニック・エコソリューションズ社/大崎電気工業/ニチコン/エヌ・ピー・シー/NTT REC

より続く】

[画像・上:昨年の「電設工業展」開会式]

 

出展社ピックアップ④:

パナソニック・エコソリューションズ社 東1ホール・ブース1-131

整然とした印象を受けるカンタッチブレーカアース端子付搭載分電盤。ぜひ実機をご覧いただきたい

省エネ、蓄エネ製品の印象が強いパナソニック・エコソリューションズ社だが、今回展示のメインは、新製品の分電盤。いずれも先月発表されたばかりだ。

その一つ、カンタッチブレーカアース端子付き搭載分電盤は、9月販売予定。カンタッチとは、パナソニックグループの登録商標で、全ての電線接続部に速結端子を採用することで、ねじ締めを不要としたもの。配線作業のスピードアップ、省力化に役立つだけでなく、施工品質も向上する。

今回の新製品では、アース端子もブレーカに内蔵したため、アース線の先端加工や長さ調整も不要で、配線作業時間を2分の1に短縮できるという。また、接続完了表示により、信頼性向上と、施工監理やメンテナンス作業の省力化に役立つ。

一方、来年1月から発売予定のカンタッチバー専用CT搭載分電盤は、エネマネに必要な電力計測器(CT:Current Transformer)を、カンタッチバー専用CTに置き換えることで、分電盤の小型軽量化を実現。差し込むだけで設置完了するカンタッチバー専用CTは、施工性向上と誤配線防止に役立つ。

配線作業の省力化は、同社の他製品でも幅広く展開中。業界としても重要なテーマだけに要注目だ。

 

出展社ピックアップ⑤:

大崎電気工業 東2ホール・ブース2-068

電子式だが旧来の誘導形との形状互換を重視した電力量計「E-FMシリーズ」

電力量計メーカーとして有名な大崎電気工業。今回は計測の原点に立ち返るとのコンセプトのもとに、普通電力量計の新製品「E-FM」を中心に展示する。

スマートメーターへの切替により、従来の誘導形電力量計は生産を終了しつつある。しかし、ビルのテナント毎の使用量を把握するためなどにも電力量計は使われている。こうした用途にスマートメーターは不要だ。

E-FMはこうした用途向けの新製品で、計測部分はスマートメーターと同じ電子式だが、配線位置などは従来品との互換性を確保。その一方で薄型化し、重量も従来の3分の1と大幅減となっている。

この他にも、電子式のメリットを生かし、30分電力量を44日分記録、保持するほか、電圧異常や逆潮流などを検出、表示し、誤接続や誤設定を防止できる電力量計「コンパクトEM」シリーズなど、多くの電力量計を展示、紹介する。

一方、デマンドコントロール装置「スーパーマックスE1」は、無線やPLC通信を使い高圧Bルート情報が取得できるのがポイント。デマンドコントロールは測定誤差を気にして余裕を持った設定にしがち。スマートメーターのデータが使えるのは大きなメリットだ。

電力量計を出発点に、幅広いソリューションを展開する同社。ブースを一度訪問してみてはいかがだろうか。

 

出展社ピックアップ⑥:

ニチコン 東2ホール・ブース2-022

電気を蓄え、必要な時に使うためのトータルな技術をアピールするニチコンのブース

コンデンサメーカという枠を超え、蓄電技術を軸に事業領域を拡大してきたニチコン。今回展示の中心となるのが、同社のV2Hシステムをベースにした、可搬型V2L(Vehicle to Load)システム、「パワー・ムーバー」だ。

車のトランクに収納できるコンパクトさながら、交流100Vで、最大4.5kWの出力が可能。従来、排気や騒音といった問題によりエンジン式の発電機が使いづらかった場面でも、気兼ねなく電力が利用できる。

また、災害時の非常用電源として、即応性に優れるとともに、充電が可能な地域と往復することで、継続的に電力使用が可能な利点がある。
対応車種は、各社のEVやPHVのほか、燃料電池車のトヨタ・MIRAIも含まれる。ぜひ一度ブースでご覧いただきたい。

 

出展社ピックアップ⑦:

エヌ・ピー・シー 東2ホール・ブース2-087

現場でEL検査が行える「エプティフ」など、検査・メンテナンス機器を取りそろえて展示する(右下はEL検査画像の一例)

電設工業展には初出展となるエヌ・ピー・シーは、同社の太陽光発電モジュールの検査、メンテナンス機器を展示する。中でも、デモ展示を行う「エプティフ」は、屋外EL/PL検査装置だ。

太陽電池のモジュール化工程装置では世界一の納入実績を有する同社。EL検査技術も自家薬籠中のものだ。製造ラインではモジュールを装置にセットして検査を行うが、「エプティフ」は、モジュールを架台に設置したままEL検査ができる。

また、ブースを一部共有する浜田との合弁事業である、太陽光モジュールのリユース・リサイクルについても紹介。リサイクルにあたって、ガラスを割らずにモジュールを解体する装置は世界唯一のもの。関係者の注目度を集めている。

 

出展社ピックアップ⑧:

NTTレンタル・エンジニアリング 東1ホール・ブース1-016

太陽光向け測定機器のラインアップが充実しているNTTレンタル・エンジニアリングのブース

改正FIT法でO&Mが義務付けられた太陽光発電だが、点検作業の省力化は経営上も重要ポイント。測定作業の簡略化やスピードアップに役立つ計測器の新製品も続々発表される。しかし、新製品が出るたびに買い替えられるという企業は多くないだろう。

ここ数年、太陽光向け機器のレンタルで実績を伸ばしているのがNTTレンタル・エンジニアリング。各測定器メーカの展示に負けず、最新機器を多数取り揃え、展示している。

ラインナップだけでなく、現場作業をストップさせないためのソリューションとしてレンタルサービスを展開してきたのが同社の強み。「現場を知るプロの、先読みレンタル」を掲げ、様々な現場を支えてきた「RECバリュー」を実感できるのが同社ブースだ。

 

に続く】

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