Looopでんき+(プラス)に新割引メニュー 「Looopでんち」導入で、電気料金が最大5円割引

Looop(東京都文京区)は9月4日都内で記者説明会を開催し、同社の電力事業における新メニューである「Looopでんき+」に、新たに「Looopでんち割」を追加すると発表した。

[画像・上:「Looopでんち割」を発表した電力事業本部の小嶋本部長]

基本料金ゼロなど、わかりやすい価格メリットで好評のLooopでんき。申し込みは5万件を超え、販売電力量でも低圧分野で11位にランクする。今回発表された「Looopでんち割」では、同社の家庭用蓄電池であるLooopでんちを購入した場合、Looopでんきの低圧(家庭・事業者)向けサービスの従量単価(1kWあたり料金)から、3円の割引を行う。

去る2月には、FITで余剰売電をしている顧客を対象に、その電力をLooopでんきの電源として提供することで、1円値下げする「ソーラー割」と、太陽光発電システムが同社のLooop Homeであった場合、更に1円値下げする「Looop Home割」を発表済み。今回の「Looopでんち割」との併用ももちろん可能で、最大5円の割引となる。なお、現時点ではソーラー割は東京・関西・中部管内のみだが、今後順次エリア拡大が進む予定だ。

5円引き下げの効果は圧倒的。各エリアで料金最安となるのはもちろんのこと。Looopでんち自体が低価格であることも相まって、20年間で200万円以上の削減が見込めるという。

蓄電池の充放電制御で電力コストを引き下げ

5円割引は、東電管内で2割程度、エリアによってはそれ以上の料金引き下げになる。これほどの割引を行って、電力事業として採算性を保ち得るのかとの疑問も生ずる。

これに対し、同社執行役員で電力事業本部の本部長である小嶋祐輔氏は、Looopでんちに導入された、通信による充放電制御の活用について説明。電気の調達原価を最小にするようなロジックで充放電制御することで、低価格での電力供給が実現できると述べた。

九電管内でのVPP実証に参入

通信によって充放電を遠隔制御できるということは、ユーザーが同意さえすれば、Looopでんちはデマンドレスポンスのためのリソースとして活用できるということになる。

Looopは8月31日、九州電力管内でSBエナジー(東京都港区)が親アグリゲータとして実証を行うVPP構築実証事業にリソースアグリゲータ事業者として採択されたと発表した。経済産業省の「平成29年度需要家側エネルギーリソースを活用したバーチャルパワープラント構築実証事業費補助金」により行われるものだ。

発表会の席上、小嶋本部長からも、この実証事業への参入について説明があった。リソースアグリゲータとしてのみならず、小売電気事業者としても参加することとなる。インバランス抑制の実証のほか、小売に関連して、親アグリゲータへの協力を担う。

同社は、実証事業への参加にあたり、これまで電力を使うだけであった消費者の元に置かれた自家発電・蓄電設備を通して電力の需要と供給のコントロールを試みるとしている。

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