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カテゴリー:バイオマス
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エネクスフリート・大阪南港店でRD給油拠点運用開始【伊藤忠エネクス】使用済廃食油などから製造
エネルギー商社の伊藤忠エネクス(東京都千代田区)は、連結子会社で石油小売りやガソリンスタンド運営事業を展開するエネクスフリート(大阪府大阪市淀川区)運営する大阪南港店(大阪市住之江区)において、リニューアブルディーゼル(RD)給油拠点の運用を1月より開始した。 -
静岡県御前崎港で75MW木質バイオマス発電所運開【レノバ】港湾部中心に地域経済振興への貢献にも期待
1月、静岡県御前崎市で新たな木質バイオマス発電所「御前崎港バイオマス発電所」が運開した。同発電所は木質ペレットとパーム椰子殻(PKS)を燃料として、発電容量は75.0MW。年間の発電量は約5億3,000万kWhで、一般家庭約17万世帯の年間電力消費量に相当する。発電した電力は売電する。売電単価は1kWh当たり24円。 -
奈良県生駒市で10MW木質バイオマス発電所運開へ【TJグループホールディングス/NTTアノードエナジー/住友林業ほか】発電電力の6割を非FIT再エネとして地域に供給
奈良県生駒市で新たな木質バイオマス発電所「北田原発電所」の発電施設が完工。この4月から発電事業の運用を開始することになった。発電規模は9,980kWで、使用する木質燃料は、近隣地域で発生する木質廃棄物や山林未利用財などを加工した木質チップを活用する。燃料使用量は年間約10万トンとなる見込み。 -
食用植物油の製造技術を応用、非可食植物からSAF製造に成功【NEDO/J-オイルミルズ】石油精製事業者などとの協業で実用化視野に
食用油脂メーカーのJ-オイルミルズは今般、食料競合しない植物であるテリハボクとポンガミアの種子から搾油・精製した油脂を用いて100%バイオマス由来のSAF(ニートSAF)の生成に成功した。 -
既存・重油燃料バンカリング船で輸送可能なバイオ燃料混合比を引き上げ【IMO】船舶における世界的な脱炭素燃料ニーズ拡大を反映
既存の重油燃料の補給船(バンカリング船)により輸送可能なバイオ燃料混合油(従来の舶用燃料である重油などにバイオ燃料を混合した燃料)の利用拡大に資するガイダンスが、各国により国際合意された。1月に開催された、国際海事機関(IMO)第12回汚染防止・対応小委員会(PPR12)において決まった。 -
SAFを納入、那覇行の運航便に投入へ【ENEOS/スカイマーク】スカイマーク「使用全航空燃料中10%をSAFに置き換え」目標達成の第一歩
石油元売り国内最大手のENEOSは2月、航空会社のスカイマークとの間で、日本国内におけるSAFの売買契約を締結した。3月末にかけて、スカイマークの羽田発那覇行の運航便で、一定量の廃食油由来SAFを混合した航空燃料が納入・使用される。 -
B100燃料仕様トラックでコンビニ配送実証開始【三井物産/セブン-イレブン・ジャパン】軽油との比較で1ℓ当たり1.62kgのCO2排出量削減効果見込む
三井物産とセブン-イレブン・ジャパンは、セブン-イレブンのコンビニ店舗へ商品を配送するトラックに、バイオディーゼル燃料(BDF)100%を意味するB100燃料を活用する実証実験を、兵庫県内の共同配送センター(フローズン神戸センター)で開始した。 -
SAF原料SC構築目指しポンガミアの試験植林を豪州で開始【出光興産】ブラックペレット・カーボンクレジット創出などの活用法も検証
出光興産は、独自開発している持続可能な航空燃料(SAF)の生産技術の一環として、SAFの原料の一つとなることが期待されている非可食の油糧作物であるポンガミアの試験植林を、このほど豪州・クイーンズランドで開始した。 -
製紙廃液由来の木質バイオマス燃料使用ボイラを増強へ【日本製紙】石巻工場/年間排出CO2削減量を50万トン上積み
日本製紙は、同社・石巻工場(宮城県)での燃料転換について、GX経済移行債を活用した政府・経済産業省による支援事業「排出削減が困難な産業におけるエネルギー・製造プロセス転換支援事業(事業Ⅱ:化学・紙パルプ・セメント等)」に応募。1月に採択された。今後、社内決裁プロセスを経て、補助金交付の手続きを進める。 -
木質バイオマス発電所の排ガスを資源利用したコンクリブロック試験製造開始【安藤ハザマほか】1㎥当たり最大約125kgのCO2固定成功
NEDOのグリーンイノベーション基金に設置され、コンクリート・セメントの生産プロセスで排出されるCO2を、その製品の材料として利用・固定する、カーボンリサイクル・CCUSの技術を開発する「CO2を用いたコンクリート等製造技術開発」プロジェクト。 -
《諸岡が建機・作業機の展示・試乗会開催》木質バイオマス事業でマルチに活躍する荷台着脱式フォワーダなどを展示
建機・作業機械メーカーの諸岡(茨城県龍ケ崎市)は1月、阿見デモセンターで展示・試乗会を開催した。初の試乗となる3.5トン・グラップル付き「MST40FG」をはじめとしたフォワーダ、キャリアダンプ、木材破砕機など13台が展示され、試乗・実演が行われた。会期中、販売代理店、土木・林業事業者を中心に70社が来場した。 -
山口県下関市で新たな木質専焼75MWバイオマス発電所運開=JAPEX/東京エネシスほか
山口県下関市の、下関港に面する港湾地域で新たな木質バイオマス発電所「長府バイオマス発電所」がこのほど運開した。発電事業者は長府バイオパワー合同会社(CBP)で、石油資源開発(JAPEX)、東京エネシス、MOT総合研究所、長府製作所、川崎近海汽船の5社が出資した。 -
東急不動産グループ運営施設排出廃食油、SAF転用視野に開始7カ月で累計21トン以上を回収
東急リゾーツ&ステイ(東京都渋谷区)は、2024年5月から開始した、持続可能な航空燃料(SAF)の原料用として活用することを視野に入れた、同社施設から排出される廃食油回収に関して、開始から7カ月間、2024年12月までの累積回収量が21.32トンに上ったことを発表した。 -
農作物生産事業へ初参入決定、バイオ炭活用したシャインマスカット生産実施へ【東邦ガス】農地施用によるJ-クレジットの販売も視野に
東邦ガスは、初めて農作物生産事業へ参入することを発表した。栃木県宇都宮市において購入する農園や未耕作農地を利用し、シャインマスカット生産を行う。TOWINGが開発・展開するバイオ炭「宙炭」を、シャインマスカットの栽培で土壌改良資材などとして農地施用する。宙炭施用に関するJ-クレジットの申請・販売も計画している。 -
籾殻バイオマスボイラの熱・CO2供給を検証へ【ジカンテクノ/スズキ】籾殻焼却後に排出されるCO2・シリカの有効活用も検討
ジカンテクノ(大阪市福島区)と、四輪・二輪車メーカーのスズキは、籾殻を利用したバイオマス由来エネルギーの製造から利活用を行うシステムの検証を実施する。両社は、籾殻のエネルギー利活用を含めたサーキュラーエコノミーシステムの実現に向けた共同開発契約は既に締結している。