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カテゴリー:バイオマス
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佐賀県唐津市で50MW木質バイオマス発電所運開【レノバほか】FIP案件・PPAの電源として
佐賀県唐津市で9月、木質バイオマス発電所「唐津バイオマス発電所」が運開した。同発電所を開発し運営するのは合同会社唐津バイオマスエナジー(KRB)で、レノバを筆頭株主として東邦ガス/JA三井リース/イノセントが共同出資し設立した。発電容量は49.9MW、年間の発電量は約3万5,000kWhを想定する。 -
自社で神奈川県内に保有・運用する森林由来間伐材を地域のバイオマス発電所に供給、発電電力を県内銀行営業所で活用【三井住友銀行/TREホールディングス】木質バイオマス発電介した資源循環・地産地消・排出CO2削減をエリア内で実現
三井住友銀行は、同行が進めている脱炭素の取組の一環として、電力の地産地消を目的としたバイオマス発電所「横須賀バイオマス発電所」由来による再エネ電力を一部営業拠点へ導入した。同発電所の燃料である木質チップの原料は、同社が保有する森における適切な森林管理のために伐採した間伐材を使用している。 -
地元由来バイオマスで発電した再エネ電力を地元企業へ供給開始【日の出屋製菓産業/グリーンエネルギー北陸】再エネ電力供給施設では年間40トンの排出CO2削減
米菓メーカーである日の出屋製菓産業(富山県南砺市)は、同じ富山県を本拠とするバイオマス発電事業者のグリーンエネルギー北陸(富山県射水市)が提供する木質バイオマス発電所由来の環境価値の導入を、この9月から開始している。 -
静岡県由来のバイオ炭を茶畑に施用、収穫した茶の残渣を再びバイオ炭化する「地域循環モデル」構築【伊藤園ほか】茶殻+コーヒー粕混合でバイオ炭製造時の含水率の課題克服
伊藤園(東京都渋谷区)らの企業群は共同で、静岡県において茶殻とコーヒー粕を原料とした「バイオ炭」を製造して静岡県の契約茶園で散布するバイオ炭循環モデルを構築した。地域資源循環を促進し、環境に配慮した持続可能な農業の推進に貢献すると共に、静岡県内での新しい持続可能なビジネスモデル構築を図る。 -
バイオマス混焼発電所由来CO2の有効活用を共同検討へ【エア・ウォーター】BECCS+CCUSの実現に向けて
産業ガス会社大手のエア・ウォーターは9月、バイオマス混焼発電所から回収したCO2の利活用に関して共同検討を行うことで中国電力と合意した。本検討は、中国電力グループのエネルギア・パワー山口が運営する防府バイオマス発電所(山口県防府市、バイオマス・石炭混焼発電、定格出力=11.2万kW)への導入に向けた設計が進められているCCS設備で回収したCO2の一部について、エア・ウォーターが産業ガス事業で培ってきた知見を生かして利活用することを目指すもの。 -
100MW超え・国内最大級の木質バイオマス発電所が運開【JFEエンジニアリング/中部電力/東京ガス/東京センチュリー】年間7.7億kWhを発電、愛知県田原市で
国内最大級となる発電出力112MWの木質専焼の「田原バイオマス発電所」(愛知県田原市)がこのほど、運転を開始した。バイオマス燃料の搬送船を受入れる専用桟橋が設けられ、輸送船からダンプ車に燃料を積替えて発電所構内の燃料棟へ輸送される。燃料棟は最大7万トンの燃料貯蔵が可能。年間約7.7億kWhの発電が見込まれる。 -
設備納入担った静岡県内の木質バイオマス発電関連施設が竣工【三洋貿易】地域産木材からペレット・チップを製造
三洋貿易(東京都千代田区)はこのほど、同社が設備を納入したFOREST CYCLE(フォレストサイクル、静岡県駿東郡)が運営する「木質ペレット・チップ製造及びバイオマス発電施設」の竣工式を開催したと発表した。国産材から木質チップ・ペレットを製造する本州最大規模のプラントとなる。 -
和歌山県御坊市の新設木質発電所で燃料の取扱い業務開始【上組】蓄積した知見活かして
港湾運送業・倉庫業などを展開する上組(神戸市中央区)は、和歌山県御坊市に立地する木質バイオマス発電所である「和歌山御坊バイオマス発電所」(5.0万kW)にて、木質バイオマス燃料に係る、木質ペレットやPKS(ヤシ殻)の荷役・保管・輸送業務を開始した。 -
国際航空貨物のGHG削減に向けSAF活用で協業【DHL/キャセイグループ】成田発の便など合計2,400トンのSAFを供給・使用へ
国際宅配便事業などを展開するDHLエクスプレスと、航空会社であるキャセイパシフィック航空などを傘下に持つキャセイグループは、航空貨物分野におけるCO2排出量削減を目指し、持続可能な航空燃料(SAF)に関する新たなパートナーシップ契約を8月に締結した。DHLエクスプレスはキャセイの「法人企業向けSAFプログラム」の最新の戦略的パートナーとなる。 -
和歌山県御坊市で50MW木質バイオマス発電所運開 大阪ガスの当初計画8カ所の発電所・合計45万kW全て稼働
大阪ガスは、参画する和歌山県御坊市での木質バイオマス発電事業に関して、発電所が竣工し8月に商業運転を開始したことを発表した。発電所名は「和歌山御坊バイオマス発電所」。燃料として木質ペレットやPKSを使用する木質バイオマス専焼の発電所だ。発電容量は5.0万kWとなっている。また、本発電所の運営にあたっては大阪ガス100%子会社のDaogasガスアンドパワーソリューションが技術支援を行う。 -
森林由来J-クレジットマッチングで協業、市場活性化に貢献へ【東京センチュリー/住友林業/NTTドコモビジネス】国内森林・林業活性化への貢献も視野に
東京センチュリー、住友林業、NTTドコモビジネスの3社は、森林価値創造プラットフォーム「森かち」を活用した森林由来J-クレジットの取引を8月から開始した。カーボンクレジットの流通を促進し脱炭素社会の実現への貢献を図る。 -
BECCS実現目指し木質バイオマス発電所でCO2回収の実証実験を開始【OOYOO】「カーボンネガティブ」実現するシステム展開を念頭に
京都大学発のアカデミーベンチャーであるOOYOO(ウーユー、京都市下京区)は、東京エネシス(東京都中央区)と連携し、東京エネシス100%出資子会社である合同会社境港エネルギーパワー(鳥取県境港市)が運営している境港バイオマス発電所において、CO2回収の実証実験を開始した。 -
廃食用油の資源化促進に向け官民協定締結【兵庫県加古川市/日揮ほか】SAF用原料の収集の取り組みも市内で実施予定
兵庫県加古川市、日揮ホールディングス、レボインターナショナル、合同会社SAFFAIRE SKY ENERGYの官民4者は、持続可能な航空燃料SAFの原料となる使用済み食用油(廃食用油)の資源化促進を図るため、連携協定を締結。8月に加古川市役所内で協定締結式を執り行った。 -
マレーシアの5ha藻類培養施設で中核設備建設を受注【三菱化工機】SAF製造・カーボンリサイクル実現に貢献へ
三菱化工機(川崎市)は、バイオテクノロジー関連技術の研究・事業開発を行うちとせグループがマレーシア・サラワク州で建設した微細藻類生産施設「CHITOSE Carbon Capture Central」(C4)において、微細藻類成分抽出・分離試験用設備一式(小型濾過乾燥機を含む)の建設を受注した。 -
古紙由来バイオエタノール製造実証プラントを建設へ【ENEOS/TOPPAN】難再生古紙活用・連続生産実現でコスト競争力発揮
ENEOSとTOPPANホールディングスが2021年から共同で推進している、古紙をリサイクルすることでバイオエタノールを製造する技術実証事業に関して今般、日本製紙の富士工場(静岡県富士市)おいて、パイロットプラントの建設工事を着手することが決まった。

