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カテゴリー:バイオマス
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八代市で「八代バイオマス発電所」が運開【中部電力ほか】IHIグループがEPC担当
合同会社くまもと森林発電(熊本県八代市)が建設を進めていた八代バイオマス発電所(同)が竣工し、6月16日に営業運転を開始した。熊本県産の未利用間伐材を原料とする木質チップや東南アジア産の木質ペレットを燃料とした木質専焼バイオマス発電所。 -
赤穂下水管理センター消化ガス発電事業を開始【Daigasエナジー】余剰消化ガスを活用してバイオマス発電
Daigasエナジーと兵庫県赤穂市は、民設民営方式による下水処理場での消化ガス発電事業「赤穂下水管理センター消化ガス発電事業」を6月1日より同市内で開始した。下水汚泥処理の過程で発生する消化ガスは、メタンを主成分とする可燃性ガスで、都市ガスの半分ほどの熱量を持つ。下水由来の安定的な都市資源として有効活用が期待されている。 -
家庭の廃食油を回収、SAF原料へ加工【横浜市/JAL】イオンフードスタイル店舗に回収ボックスを設置
横浜市と日本航空(JAL)は、ダイエーが運営するイオンフードスタイル鴨居店(横浜市)に回収ボックスを設置し、家庭で発生する廃食油の本格的な回収を6月5日より開始した。回収ボックスに一定量溜まった段階で、廃食油回収事業者が回収し、SAFなどの製造工場に搬入する。製造されたSAFは、航空会社によりCO2排出量抑制のために使用される。 -
バイオマス発電所由来の焼却灰から肥料を試作【東京エネシス子会社】芝生で育成効果を検証
木質バイオマス発電所の運営・保守を行う境港エネルギーパワー(鳥取市境港市)は、境港バイオマス発電所(同)から発生する燃焼灰を原料とした肥料を試作したと発表した。 -
〈〚レポート〛全国バイオディーゼル燃料利用推進協議会 第19回総会・講演会〉船舶・航空・建機の脱炭素念頭に実装拡大するBDFの現在地と将来を議論
全国バイオディーゼル燃料利用推進協議会の第19回総会・講演会が、6月25日に馬事畜産会館(東京都中央区)並びにオンラインで開催された。同協議会はバイオディーゼル燃料(BDF)に係る事業の円滑な普及発展の環境整備を図り、持続可能な循環型社会の構築と地球温暖化対策に寄与することを目的として、2007年に設立された。 -
大潟村で稲わら由来バイオ燃料・バイオ液肥製造実証施設が稼働開始【クボタほか】「米どころ地域」で排出されるイネ栽培残渣対応・有効活用目指し
クボタ(大阪市浪速区)はこのほど、秋田県大潟村において進めていた稲わら由来のバイオ燃料・バイオ液肥(肥料)製造の実証実験に関して、実験施設が完工しメタン発酵設備が本格稼働を開始したことを発表した。 -
「下水道と太陽光のシナジーで脱炭素追求」関連両協会が協定締結【JSWA/JPEA】下水道施設への太陽光発電設置推進を軸に
日本下水道協会(JSWA)は6月13日、太陽光発電協会(JPEA)と「太陽光発電の普及拡大に関する包括連携協定」を締結した。日本下水道協会会議室において、JSWAの岡久宏史理事長とJPEAの山口悟郎代表理事が出席し、包括連携協定締結式が行われた。 -
国内木質バイオマスの地場産業化支える定番・最新の各作業器機を展示【諸岡】横投入・自走式の破砕機や最新の小型フォワーダなど
建機・作業機械メーカーの諸岡(茨城県龍ケ崎市)は、第6回建設・測量生産性向上展(CSPI-EXPO 2024、5月22日~24日、幕張メッセ)に主力製品のゴムクローラ式キャリアダンプのほか、林業・環境機械の取り組みとして、自走式横投入型木材破砕機「MRC-3000」と新製品のゴムクローラ式フォワーダ「MST40F」を出展した。 -
「下水道展」ビジネスマッチングでのブース出展企業募集中【日本下水道協会】下水インフラへの太陽光導入&下水汚泥の肥料利用をテーマに
日本下水道協会は、下水道界での重点課題である太陽光発電と下水汚泥の肥料利用をテーマとしたビジネスマッチングイベント「GeマッチングNIG In 下水道展‘24東京」のブース出展企業を募集している。7月30日(火)からの「下水道展‘24東京」の初日に、東京ビッグサイト・東8ホールで開催される。 -
家畜ふん尿由来のバイオメタンを商用化【エア・ウォーター】北海道音更町・よつ葉乳業工場へ納入
エア・ウォーター(大阪市)は家畜ふん尿由来の液化バイオメタン(LBM)の製造から販売に至るサプライチェーンを確立し、5月10日よりよつ葉乳業十勝主管工場(北海道音更町)へボイラー燃料向けに納入を開始した。LBMの商業利用は全国初となる。 -
食品リサイクル発電プラントが福岡市で本格稼働【JFEエンジニアリンググループ】1日最大100tの食品廃棄物から1,560kWバイオガス発電
福岡バイオフードリサイクル(福岡県福岡市)は、福岡市において食品リサイクル発電プラントを建設し、2024年1月より段階的に稼働していたが、本格的な発電事業の開始にあたり、5月21日に発電式を行った。食品廃棄物(1日当たり最大100トン)を、微生物の力で発酵させ、発生するメタンガスを燃料にして発電を行う。発電出力は1,560kW、年間想定発電量は約1万2,000MWh(一般家庭の年間使用電力量の約2,700世帯分)。 -
木質バイオマス発電会社を設立【東北電力/三洋貿易ほか】横手市と湯沢市に各1,980kWの各発電所を建設
東北電力(宮城県仙台市)、三洋貿易(東京都千代田区)、太平電業(同)、北日本索道(秋田県湯沢市)の4社は5月1日、仙台市にバイオマス発電を手がける横手湯沢フォレストサイクルを設立した。同社を事業会社として、秋田県横手市に「横手発電所」、同湯沢市に「湯沢発電所」を建設する。出力は各1,980kW、想定年間電力量はともに約1,480万kWhを見込む。横手発電所の着工は今秋9月、運転開始は2026年6月の予定。湯沢発電所の着工は今秋10月、運転開始は2026年10月の予定。発電した電力はFIT制度に基づき売電する。 -
回収した廃食用油をSAFへ再資源化 星野リゾート/日揮HDなど4社協働
星野リゾート(長野県軽井沢町)、日揮ホールディングス(日揮HD/横浜市)、レボインターナショナル(京都市)、SAFFAIRE SKY ENERGY(SSE/横浜市)の4社は4月17日より、回収した廃食用油を持続可能な航空燃料(SAF)へ再資源化する取組みを始めた。 -
国産バイオディーゼル燃料を納入【コスモ石油マーケティングほか】神戸国際コンテナターミナルの港湾作業車両向け
石油製品販売のコスモ石油マーケティング(東京都港区)と商船三井グループの海事専門商社である商船三井テクノトレード(東京都千代田区)は、神戸国際コンテナターミナル(KICT)の港湾作業に使用する車両向けのバイオディーゼル燃料「コスモCF-5」の納入を4月11日より開始したと発表した。 -
羽田空港で航空会社にSAFを供給【ユーグレナ/日本空港ビル】サプライチェーン構築を共同で検討
ユーグレナ(東京都港区)と日本空港ビルデング(日本空港ビル/東京都大田区)は5月8日、持続可能な航空燃料(SAF)の供給・販売の事業化に向けたサプライチェーン構築を共同で検討する基本合意書を締結した。