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カテゴリー:エネルギーマネジメント
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阪神タイガース二軍施設がZEB認証取得【阪神電気鉄道/久米設計】建物高断熱化などに加えて700kW太陽光も新設
プロ野球球団である阪神タイガースの関連複数施設が今般、ZEBを取得したことを発表した。ZEBを取得したのは、タイガースのファーム(二軍)施設であるゼロカーボンベースボールパーク(兵庫県尼崎市)内にある施設で、パーク内最大の球場である「日鉄鋼板SGLスタジアム尼崎」がZEB Oriented、室内練習場及び選手寮である「虎風荘(1階部分)」がNearly ZEBを取得している。 -
再エネ余剰電力の有効活用実証事業で「需要側からの調整力」供給の実効性を検証【環境省/Looop/Nature/関西電力】「デコ活」推進の一環として上げ下げDRなど実施
環境省は「デコ活」推進の一環で、再生可能エネルギー普及で生じる日中の余剰電力を有効活用する実証事業をLooop(東京都台東区)、Nature(神奈川県横浜市)および関西電力と実施し、このほどその結果を発表した。 -
家庭用蓄電池VPP実証を開始【東邦ガス/シャープ】電力逼迫時におけるシャープ製HEMSでの遠隔制御を検証
東邦ガスとシャープエネルギーソリューション(SESJ)は、シャープ製の家庭用蓄電池を用いたバーチャルパワープラント(VPP)の実証実験を3月より開始した。実証は、東邦ガスの電気販売エリア内で電力需給が逼迫した想定で実施する。 -
電力スマートメーター通信網経由・水道栓遠隔開閉の実証実施へ【長野県小諸市/中部電力ほか】水道事業の人手不足対策などに貢献目指す
長野県小諸市は3月、電力スマートメーターの通信網を活用した水道栓の遠隔開閉の実証実験を実施することを発表した。水道栓遠隔開閉操作は即時対応が可能。弁の開閉状態や電池残量などの状態確認も可能だ。実証期間は2026年3月までが予定されている。 -
50kVA再エネ・蓄電システムで工事現場の排出CO2を9割削減確認【やまびこ】発電機単体と比較して軽油代89%削減
やまびこ(東京都青梅市)はこのほど、新開発のバッテリーエネルギー貯蔵システム型「shindaiwa 50kVAマルチハイブリッドキューブ」が、工事現場での実証運用で約9割のCO2排出量削減を達成したと発表した。太陽建機レンタル(静岡市)との協業により、昨年9月から静岡県で建設工事の仮設ハウスに導入されており、96日間の運用を経て確認した。 -
建物内複数種リソースを統合制御し調整力を創出する実証事業開始へ【三井不動産ほか】空調・ヒートポンプ給湯器・EV充電器などをアグリゲート
三井不動産がまとめ役となり、同社が保有・管理する建築物の不動産アセットが有する空調機器・ヒートポンプ給湯器・EV充電器・蓄電池などの分散型エネルギーリソース(DER)を統合制御し、調整力を創出・拠出するDERアグリゲーション事業の実証実験を実施することを発表した。 -
業務用冷蔵設備「電源オン・オフしないDR」成功【大阪ガス/前川製作所】きめ細かい温度管理・制御で実現
大阪ガスの100%子会社であるDaigasエナジーは、空調機器メーカーである前川製作所と共同で、冷凍冷蔵倉庫をリソースとする自動デマンドレスポンス制御する実証に成功したことを発表した。本事業では、商品に影響を及ぼし得る下げDRにおいて、冷凍機を完全停止することなく自動で制御運転する精緻な制御により成し遂げた。 -
三菱電機製エコキュートのDR制御機能を提供へ【三菱電機】昼間沸き上げで太陽光出力制御対策
三菱電機は、法人向け・家庭用機器エネルギー制御システム「Living-EARTH」(リビングアース)に、同社製家庭用電気給湯機「エコキュート」のデマンドレスポンス(DR)制御を実現する新機能を搭載。電力会社を含むDRサービス事業者へ3月より提供(B to B展開)を開始した。 -
東京・芝浦の再開発事業でビル先行竣工、エネ面的活用で効率化【野村不動産/JR東日本/東京ガス/日立製作所ほか】グリーン水素システムなどCNの取組みも多数採用
野村不動産と東日本旅客鉄道(JR東日本)が共同で推進している、東京都港区芝浦の浜松町ビルディング(東芝ビルディング)建替え・都市再開発事業「BLUE FRONT SHIBAURA」において一部ビルが竣工。3月に竣工式が挙行された。 -
数10MWhクラス・岩石蓄エネ仕様のプラントを愛知県岡崎市で導入検討開始【東芝ESSほか】市内家庭・企業へ熱電供給、需給調整も実現へ
東芝エネルギーシステムズ(東芝ESS)、中部電力および愛知県岡崎市はこのほど、国内最大規模となる熱容量数10MWhの岩石蓄熱およびエネルギーマネジメント技術を用いたプラントの導入に向けた協定を締結した。 -
スターリングエンジン採用・「雪発電」開発深耕【東急不動産】発電と融雪を両立
東急不動産、東急不動産R&Dセンター(東京都渋谷区)、電気通信大学の産学3者は共同研究契約を締結。「雪発電」の実証実験を実施する。 -
地域単位で太陽光・蓄電池を統合制御するEMSサービスを実証試験中【NTT-AE/NTT-SE/NTT-AT】地域新電力向けのパッケージ展開念頭に
NTTアノードエナジー(AE)、NTT-AEグループのNTTスマイルエナジー(SE)、NTTアドバンステノロジ(AT)の3社は、地域で稼働する太陽光や蓄電池などの分散型エネルギーリソース(DER)を効率的に活用し、地域の地産地消率向上と経済性の両立を実現する、地域エネルギーマネジメント(EMS)サービスの実証試験を2月から共同で開始した。 -
省エネなハイブリッド給湯器の上げ下げ両方向DR実証開始【エナリス/リンナイ】効率的な群制御で各種電力市場への調整力供出最大化図る
エナリスとリンナイは、リンナイのハイブリッド給湯・暖房システム「ECO ONE」の「DR Ready」に関する実証実験を2月より開始する。卸電力取引市場や容量市場、需給調整市場の低圧リソース活用に向けたハイブリッド給湯器の可能性を検証。需要側からの調整力供出とその市場での取引実現・需要家の受益拡大を目指す。 -
再エネ自家消費最大化で買電コスト抑制するAI新システムを開発【大崎電気工業】太陽光+蓄電池+EMSを一元的に制御
大崎電気工業は、企業向けの電気料金最適化・自家消費再エネ最大限活用サービス「SmaRe:C」(スマレック)の受注を4月より開始する。入力データから、大崎電気が独自に開発したAI制御端末「Aiel Master(アイルマスター)」を含むAI機能により企業内の需要量や自家消費太陽光の発電量を予測する。 -
シャープ「ソーラー家電」、太陽光とHEMS連携できるエコキュート機種を8社に拡大 家庭のカーボンニュートラル実現に貢献
シャープのHEMSサービス、「COCORO ENERGY」で設定されている、住宅に設置された太陽光発電システムの電気を家電や住設機器の運転に有効活用することで電気代を抑制できる「Life Eeeコネクト」(ソーラー家電連携)サービスで今般、対応エコキュートにパナソニック製が加わった。HEMSの制御対象としての8社の給湯器は現時点で業界最多となる。

