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カテゴリー:水素
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JR東海の水素動力車両導入で連携【日立/ENEOS】水素SCを構築
東海旅客鉄道(JR東海)、日立製作所、ENEOSの3社は5月16日、JR東海が水素動力車両を導入するために必要な水素サプライチェーン(SC)を連携して構築することについて、基本合意書を締結したと発表した。 -
アンモニア混焼小型貫流ボイラーの開発で共同研究【三浦工業/中部電力】市場調査や商品化・販売の検討も推進
ボイラー機器製造大手の三浦工業(愛媛県松山市)と中部電力はこのほど、都市ガスとアンモニアを混焼する小型貫流ボイラーの開発に向け共同研究に関する契約を締結した。両社は今後、同契約に基づき、都市ガスとアンモニアの混焼バーナの開発や、中部電力の技術開発本部(名古屋市)内に設置する実験設備を用いた燃焼試験に取り組んでいく予定。 -
東海地区に水素ガス製造拠点新設【エア・ウォーター】グループ会社の名古屋工場に水素ガス発生装置を設置
エア・ウォーターグループ会社で炭酸ガス・水素ガスの製造・販売を手がけるエア・ウォーター・グリーンデザイン(AWGD/東京都港区)は、名古屋工場(名古屋市)に自社開発の水素ガス発生装置「VHR」を設置し、圧縮水素ガス製造拠点を新設した。 -
高圧水素減圧弁の開発に着手【ジェイテクト】水素エンジン車に搭載
駆動部品、工作機械、電子制御機器などの製造を手がけるジェイテクト(愛知県刈谷市)は5月7日、水素エンジン車向け高圧水素弁の開発に着手したと発表した。高圧水素弁は水素エンジン車の水素タンクに用いられる製品で、バルブから供給された高圧水素をエンジンで必要な圧力に調整(減圧)する部品。 -
王子製紙・苫小牧工場でのグリーンe-メタン製造を検討【東京ガスグループ】水力・太陽光による再エネ電力を活用
東京ガスと東京ガスエンジニアリングソリューションズは5月、王子製紙苫小牧工場が北海道で有する水力発電所を用いて製造したグリーン水素と、同じく苫小牧工場で発生・回収したCO2の合成により、同工場でe-メタンを製造することが可能か、検討を開始した。 -
知多市が提供するCO2を使ってe-メタン製造実証【東邦ガス】製造したe-メタンは都市ガス原料に
東邦ガスは、バイオガス由来のCO2を活用したe-メタンの製造実証を知多LNG共同基地(知多市)敷地内で開始した。知多市南部浄化センターで発生するバイオガス由来のCO2と、冷熱発電による電力を活用した水素を原料とし、知多LNG共同基地内に設置した水素製造装置とe-メタン製造装置を用いてe-メタンを製造する。 -
水素混焼発電機のコンセプト機を開発【コマツ】軽油に水素を混合させて発電
コマツはこのほど、エンジン発電機・溶接機メーカーのデンヨー(東京都中央区)と協力して電動ミニショベル向けの給電装置として、水素混焼エンジンを用いた発電機のコンセプト機を開発したと発表した。 -
水蒸気改質後の水素とCO2をそれぞれ高純度で分離目指す技術開発スタート【NEDO/三菱化工機ほか】中圧水素製造工程ガスからでも効率的なカーボンリサイクル実現目指し
三菱化工機(神奈川県川崎市)と次世代型膜モジュール技術研究組合(MGM組合、京都府木津川市)が共同提案した「高圧用CO2分離膜の水素製造システムへの適用性検討」が、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が公募した「カーボンリサイクル・次世代火力発電等技術開発/CO2分離・回収技術の研究開発/二酸化炭素分離膜システム実用化研究開発」の助成事業として採択された。 -
苫小牧地域をアンモニア供給拠点に整備 北海道電力、IHIなど6社が共同検討を開始
北海道電力、北海道三井化学、IHI、丸紅、三井物産、苫小牧埠頭の6社は、アンモニアの貯蔵や供給の拠点を北海道苫小牧地域に整備する検討を始めたと発表した。 東港区エリアと苫小牧埠頭がある西港区エリアを候補地として、海外で製造したアンモニアの苫小牧地域での受入・貯蔵・供給拠点の整備に関する検討を始める。 -
アンモニア専焼バーナーを開発【出光興産/IHI】国内初、商業用ナフサ分解炉でアンモニア燃焼を実証
出光興産はこのほど、同社徳山事業所(山口県周南市)の商業用ナフサ分解炉でアンモニアを燃焼として使用するための実証を行い、既存燃料の2割超をアンモニアに切り替えて操業することに成功した。商業用ナフサ分解炉での燃料アンモニアの燃焼は国内初となる。 -
川崎重工業・神戸工場の大型ガスエンジン設備を水素混焼仕様に改造 混焼率30%の実証設備は国内初
川崎重工業は4月15日、水素30%混焼に対応した発電出力8MW級の大型ガスエンジンの実証設備を同社の神戸工場(神戸市)に建設すると発表した。 -
膜分離水素精製システムを共同開発【日本ガイシ/三菱重工】アンモニア分解ガスから水素を精製
日本ガイシと三菱重工業はこのほど、アンモニア分解ガスから水素を精製する膜分離水素精製システムを共同開発すると発表した。 -
アンモニアから水素を製造する小型装置の実用化へ TOYOや中部電力など4社で共同開発
東洋エンジニアリング(TOYO)と中部電力、そのグループ会社で電気・ガス小売事業の中部電力ミライズ、ステンレス鋼線メーカーの日本精線(大阪市)の4社は4月24日、アンモニアを原料にして水素を製造する小型アンモニアクラッキング装置の実用化を目的とした共同検討に関する覚書を締結したと発表した。 -
水素還元の製鉄プロセス開発事業始動【NEDO/日本製鉄】2030年までにCO2排出50%以上目指す
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)に設置されたグリーンイノベーション基金事業における、鉄鋼業の脱炭素化を目指す「製鉄プロセスにおける水素活用」プロジェクトにおいて、新たなテーマ「直接還元鉄を活用した電気溶融炉による高効率溶解等技術開発」に着手する。実施者は日本製鉄と(一財)金属系材料研究センター。 -
NOx排出量を低減する水素混焼ボイラーを開発【ヒラカワ】貫流ボイラーと温水器の2機種を新発売
ヒラカワ(大阪市)は、水素と都市ガス13Aを燃料とする混焼ボイラー「ハイドロミックスシリーズ」を4月に発売した。同シリーズとして発売したのは、水素混焼貫流ボイラー「JSN-NHシリーズ」と水素混焼潜熱回収温水器「UG2-HMシリーズ」の2機種。ともに同社初の水素混焼ボイラーとなる。都市ガスのみでの燃焼も可能。