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カテゴリー:水素
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苫小牧でグリーン水素SC構築の検討開始【出光興産/ENEOS/北海道電力】入力再エネ電力100MW以上想定
出光興産、ENEOS、北海道電力の3社は2月、北海道苫小牧西部エリアにおける再エネ由来国産グリーン水素サプライチェーン構築事業の実現に向けた検討を行うことに合意。覚書を締結した。北海道に豊富に賦存する再エネ電力を活用し水の電気分解を行うプラントを、2030年頃を念頭に建設する計画。プラントでのグリーン水素の年産は約1万トン以上を想定、入力電力は100MWを想定している。 -
≪話題紹介・詳解≫竹中工務店、インフラ連携型水素エネルギー活用システムの実証を都内施設で進める理由
竹中工務店(東京都江東区)は、マルチ水素ステーションと建物の連携を想定した「インフラ連携型水素エネルギー活用システム」の実証実験に、昨年8月から取り組んでいる。 -
福島県相馬地区にアンモニア供給拠点を建設【商船三井/石油資源開発ほか】需要調査など5社で共同検討を開始
商船三井、石油資源開発(JAPEX)、三菱ガス化学、IHI、三井物産の5社はこのほど、福島県相馬地区でアンモニア供給拠点の建設に向けた共同検討を開始すると発表した。海外から輸入したクリーンアンモニアを貯蔵し、需要家に供給する拠点の整備に向けた調査のほか、水素やアンモニアの需要調査を行う。 -
国内初、水素混合LPガス供給を実証へ【岩谷産業】南相馬市内の集合住宅対象
岩谷産業は1月22日、福島県南相馬市の相馬ガスホールディングス(HD)、同HD子会社の相馬ガスと共同で、水素混合LPガスを家庭に供給する実証事業を同市内で始めると発表した。相馬ガスがLPガスを供給している同市の定住促進住宅80戸を対象に、使用可能な割合で水素を混合させて導管供給する。 -
IHIとインドの再エネ事業者大手が日印間グリーンアンモニア供給について基本合意
IHIは1月、インドの再生可能エネルギー事業大手のACMEグループとの間で、ACME社がインドで生産するグリーンアンモニアの引き取りに関する基本合意(タームシート)に至った。 -
福島県浪江町で水素供給ネットワークを実証へ【大林組】効率的な水素充填・運搬など検証
ゼネコンの大林組はこのほど、福島県浪江町で新たな水素供給ネットワークの構築に向けた実証を開始すると発表した。水素パイプラインを経由して燃料電池への供給も行われ、水素パイプライン敷設の新工法の実証にも取り組む。 -
世界初、アンモニア燃料アンモニア輸送船の建造決定【日本郵船など4社】2026年11月竣工予定
日本郵船、ジャパンエンジンコーポレーション、IHI原動機、日本シップヤード(NSY)の4社はこのほど、アンモニア燃料アンモニア輸送船(AFMGC)の建造に関わる一連の契約を締結したと発表した。アンモニアを燃料として使用するアンモニア輸送船は世界初となる。 -
欧州の再エネ開発会社に1000億円超で出資参加、現地での脱炭素関連ビジネス深耕へ=三菱HCキャピタル
三菱HCキャピタルは、P2X(Power to X)による再エネ由来のグリーン水素関連事業の開発を行うデンマークのヨーロピアン・エナジー社(European Energy A/S社)に出資参画を決めた。全株式のうち20%に該当する約7,500万株を取得する。出資額は約7億ユーロで、日本円にすると約1,100億円という大型投資だ。 -
火力発電向け液体アンモニア用ポンプを開発【日機装】CO2排出削減と電力の安定供給を両立
産業用特殊ポンプメーカーの日機装(東京都渋谷区)はこのほど、液体アンモニア用ポンプを開発したと発表した。2026年にも市場投入する予定。アンモニアは、燃焼時にCO2を排出しないため脱炭素燃料として注目されている。 -
プラリサイクル専業新会社を川崎市に設立【JFEエンジグループ/JR東日本グループ】水素・アンモニア原料への再資源化も計画
JFEエンジニアリングのグループ会社であるJ&T環境(横浜市鶴見区)、東日本旅客鉄道(JR東日本)、およびJR東日本環境アクセス(東京都台東区)の3社は、プラスチックリサイクル専業の新会社「Jサーキュラーシステム」を共同で設立。1月、川崎市川崎区に立地する同社のリサイクル施設の建設工事を開始した。 -
「地下水素」製造の可能性を検証へ【JX石油開発】NEDOの国際実証事業に採択
ENEOSグループのJX石油開発は、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が公募した「脱炭素化・エネルギー転換に資する我が国技術の国際実証事業」の実証要件適合性等調査に採択され、このほどNEDOと調査委託契約を締結したと発表した。 -
ノルウェーの窒素肥料メーカーとアンモニア輸送船契約=商船三井
商船三井は1月5日、世界最大の窒素肥料メーカーであるヤラ・インターナショナル(ノルウェー)のグループ会社ヤラ・クリーンアンモニア・スイッツァランド(YCAスイス)と、アンモニア船「グリーンパイオニア」の定期用船契約を締結したと発表した。 -
国内初、グリーン水素を鉄道輸送【大林組】CO2排出量を8割以上削減
大林組は1月15日、グリーン水素の輸送に鉄道を利用し輸送時のCO2排出量を従来のトラックでの輸送と比べ82%削減したと発表した。鉄道を用いた水素輸送は国内初となる。 -
グリーン水素の製造から利活用まで実証【大林組】ニュージーランドとフィジーで開始
大林組はこのほど、ニュージーランド(NZ)のグループ会社ハルシオンパワー、フィジーのエネルギー供給事業者フィジーガスと共同でグリーン水素の製造・輸送・利活用に関する実証事業の開始を発表した。 -
JSEの液化水素SC基本設計構築へ【川崎重工/TOYOほか】4社がJV協定書を締結
川崎重工業、東洋エンジニアリング(TOYO)、日揮グローバル、千代田化工建設の4社はさきごろ、日本水素エネルギー(JSE)の液化水素サプライチェーン(SC)基本設計業務でJV(共同企業体)協定書を締結したと発表した。