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カテゴリー:風力
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10MW超大型風車用軸受の試験棟竣工【大同メタル】軸受の更なる信頼性向上目指し
産業用軸受けメーカーの大同メタル(名古屋市中区)は、大型風車用すべり軸受の設計信頼性向上を目的とした実験棟を、連結子会社の大同メタル佐賀(佐賀県武雄市)で竣工した。 -
《日本風力発電協会「2025年新春賀詞交歓会」開催》650名余が参加、「脱炭素の切り札」洋上風力の飛躍に大きな期待
風力発電関連の事業者団体である(一社)日本風力発電協会(JWPA)は1月、都内で「2025年新春賀詞交歓会」を開催した。会員企業をはじめ電力・ガスのユーティリティ系、ゼネコン・海洋建設などの企業、保険・金融業など、風力産業の裾野の広さを反映し、また国内風力への大きな期待を反映して、国内外の様々な業種の企業の代表・担当者合計約650名が一堂に会した。 -
洋上風力事業者公募「第3ラウンド」はJERAほか(青森沖)と丸紅ほか(山形沖)が選定【経産省/国交省】応札価格「ゼロプレミアム」続く
経済産業省と国土交通省は、再エネ海域利用法に基づき指定され洋上風力発電事業用に一般海域の長期占用を認める促進区域に関して、「青森県沖日本海(南側)」、「山形県遊佐町沖」の2区域における事業者を選定した。 -
スコットランド沖の950MW既存洋上風力発電事業に出資参画=三井住友ファイナンス&リース
三井住友ファイナンス&リース(SMFL)の子会社であるSMFLみらいパートナーズは、英国のインフラファンドであるエクイティクス社が保有するマレー・イースト英国洋上風力発電所の株式の一部を11月に取得。同事業に出資参入した。本事業は、2022年4月に商業運転を開始した、英国スコットランドのマレー湾沖合に位置する洋上風力発電事業。1基あたり9.5MWの風車を100基、総発電容量は950MW(一般家庭の約143万世帯分の年間電力消費量に相当)。 -
洋上風力建設用・基礎施工船とケーブル敷設船の建設決定【五洋建設】790億円を投資、EEZでの工事請負も視野に
五洋建設(東京都文京区)は12月、洋上風力発電所の建設用作業船舶である大型基礎施工船(HLV)と大型ケーブル敷設船(CLV)の2隻の建設を決めた。合計の投資額は790億円規模になる見込み。 -
エジプトで建設中の陸上風力発電所の計画変更、65万4,000kWに拡大へ【ユーラスエナジー】現地政府の再エネ拡大政策受け
ユーラスエナジーホールディングス(東京都港区)が、親会社で総合商社の豊田通商と共にエジプト・アラブ共和国で開発を進めている陸上風力発電所、「スエズ湾ウィンドファームⅡ」(Gulf of Suez Wind FarmII、当初計画設備容量50万4,000kW)について、設備容量を15万kW追加して65万4,000kWに拡大する計画変更を行った。 -
風力導入、浮体式60GW浮体式洋上含め「2050年140GW」求める【日本風力発電協会】「再エネ後進国」にならないために
(一社)日本風力発電協会(JWPA)は、第7次エネルギー基本計画に向けた提言を策定し公表した。提言では、「2040年に陸上風力35GW、洋上風力最大45GW」を「運転開始ベースで」達成すると共に、「2050年に陸上40GW、洋上100GWの導入」を目標に据えることを求めている。 -
太陽光・風力の発電設備有人監視サービスの提供開始【ユーラスエナジー】設備保安を最適化
ユーラスエナジーホールディングスのグループ会社であるユーラステクニカルサービス(東京都港区)は、国内の風力・太陽光発電事業者向けに「24時間有人監視サービス」の提供を開始した。サービスではユーラスの専属のスタッフが24時間365日、契約者の発電所の目視確認を含む監視や事故発生など緊急時の連絡対応などを行う。発電所での事故発生時に加え、発電所・変電所への侵入や盗難被害への対策として侵入検知カメラなどからの警報を起点とした遠隔での状況確認と警備会社や関係者への連絡を実施する。 -
陸上風力由来の再エネ電力を供給するPPA締結【COSMO/U-NEXTホールディングス】3年間の短期契約、一部で再エネ電力の双方向供給も実施
コスモエネルギーホールディングスのグループ会社で再エネ発電事業などを展開するコスモエコパワーと、U-NEXTホールディングスのグループ会社で小売電気事業者のU-パワーは11月、再エネ由来電力供給を軸にした取り組みを開始した。 -
ウィンド・パワーと業務提携、風力技能者の人材確保を効率化【アスエネ】人材育成・マッチングをワンストップ化
エネルギーの見える化・管理のシステム構築事業などを展開するアスエネ(東京都港区)は、風力発電事業や風力発電事業に関する人材育成事業などを展開するウィンド・パワー・グループ(茨城県神栖市)との間で、GX・ESG領域に特化した採用・転職プラットフォーム「ASUENE CAREER」の導入と業務提携契約を締結した。 -
洋上風力併設型蓄電池の火災リスク評価サービス開始【損保ジャパン】リスク実態を反映した保険の設計も提供
損害保険ジャパンとSOMPOリスクマネジメントは、洋上風力発電所に併設される陸上蓄電池設備に対する、リスク評価サービスを開始した。当該蓄電池に関する火災リスク評価(最新安全規格や認証適合性、安全対策の動向や稼働状況および保守・メンテナンス体制の確認など)・自然災害リスク評価(台風・地震・高潮・落雷などの起因を想定)・予想最大損害額の項目で評価する。 -
陸上風力の非駐在スタッフ向け認証訓練コース受講【ヴィーナ・エナジー】東北電力RENESのトレセンで
日本国内を含むアジア・太平洋地域で太陽光・風力の発電所開発・運用事業を展開しているヴィーナ・エナジーは、陸上風力発電所のスタッフ・関係者向けのトレーニング「GWO-WLA・ONL」(陸上風車限定アクセス)を社員が受講したことを発表した。 -
海洋地質調査会社を共同設立【川崎汽船ほか】需要増す洋上風力用の海洋調査業務を実施
川崎汽船と川崎近海汽船は10月、海洋地質調査事業を行うEKジオテクニカル・サーベイ(EKGS社)を設立したことを発表した。洋上風力の事業開発初期で必要な海域のボーリング調査とそのためのボーリング調査船の操業を行う。 -
洋上風力用電力ケーブル埋設機を英国・SMD社から調達へ【東洋建設】独自技術を組み込み日本の海域に最適化した仕様に
海洋土木などを行う建設会社の東洋建設(東京都千代田区)は10月、洋上風力発電用の電力線海底敷設を念頭に置き開発しているケーブル埋設施工技術に関して、英国・SOIL MACHINE DYNAMICS LIMITED(SMD社)から海底ケーブル埋設機の調達を決定した。 -
《【レポート】日本風力エネルギー学会シンポ》「国産風車復活」がもたらす新たな可能性と課題を議論
日本風力エネルギー学会(JWEA)主催の「風力エネルギー利用シンポジウム」が都内で開催された。国内の風力発電の研究者が一堂に会し、最新の研究成果を発表する。1979年の第1回開催以降、毎年開催されており、今年で第46回目。2日間にわたり、110件以上の研究成果が口頭により発表され、18件のポスター発表が行われた。