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カテゴリー:風力
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「国産CTV」実現へ【日本郵船】2025年以降に国内洋上風力で運用
日本郵船は、洋上風力発電向け作業員輸送船(CTV)1隻の建造を、造船会社である小鯖船舶工業(岩手県釜石市)に発注した。全長約28m、総トン数約145トン、乗客定員数は12名とする予定。2025年後半から2026年にかけて竣工する予定になっている。 -
80MW陸上風力、青森県で運開【グリーンパワーインベストメント】同社開発案件7件目
グリーンパワーインベストメント(GPI、東京都港区)は2月、2022年2月より建設を進めていた陸上風力発電所「グリーンパワー深浦風力発電所」(青森県深浦町)が商業運転を開始したことを発表した。GE製の単機出力4,200kWの風車19基を設置し、発電所の容量は7万9,800kWとしている。 -
稚内市内に42MW陸上風力運開【ユーラスエナジーHD】専用送電網経由で売電
ユーラスエナジーホールディングス(東京都港区)は、グループ会社である合同会社道北風力(北海道稚内市)が稚内市にて建設を進めていた陸上風力発電所「樺岡ウインドファーム」が完成し、この2月より商業運転を開始したことを発表した。GE製の単機出力4,200kW風車を10基設置し、発電容量を4万2,000kWとしている。 -
造船所ドック以外で製造可能な洋上風力浮体を検証【東京ガス】15MWクラス風車搭載想定の実スケールモックアップ製作し実験
東京ガスは、浮体式洋上風力における浮体基礎の製造工程における量産化手法の検証のための試験を実施。量産化手法の妥当性を確認した。15MWクラス風車を想定したセミサブ(半潜水)型浮体式基礎の実スケールのモックアップの製作を通じて、組立拠点での各工程における作業性および品質管理要領の検証などを行っている。 -
石狩湾新港洋上風力で全長約16kmの電力海底ケーブル設計・敷設【古河電工】国内洋上風力最高電圧の66kV採用
今年1月に運開した洋上風力発電所、「石狩湾新港洋上風力発電所」(北海道小樽市・石狩市)。現時点において国内で運開している洋上風力のうちで最大規模となるこの発電所で使用されている電力ケーブルを納入したのが古河電気工業(東京都千代田区)だ。 -
デンマークの企業を子会社化、風力O&M事業拡大へ【スマートエナジー】専門人材育成強化&国内パーツ在庫確保へ
太陽光O&M事業などを展開するスマートエナジー(東京都港区)は、デンマークの独立系風力O&M事業者であるMija Windpower Aps社を、増資の引受けによりこの1月に子会社化したことを発表した。今般のMija社の子会社化により、デンマークを始め諸外国の最先端技術を取り込み国内風力発電O&M技術の底上げを図る。 -
マイクロ風車発電実証実験を共同実施中【滋賀銀行/日立製作所】地域脱炭素への貢献念頭に
滋賀銀行(大津市)は、地域脱炭素に向けた取り組みの一環として、マイクロ風車を活用した風力発電の実証実験を開始した。風車は日立製作所製で、実験は同社との共同実施となっている。大津市にある滋賀銀行本店の屋上にプロトタイプ機2基を設置した。 -
国内の浮体式洋上風力事業のFS業務受注【千代田化工建設】フランスの浮体構造トップメーカーと共同で推進
千代田化工建設(横浜市西区)は、日本企業(社名非公開)が検討を進める、日本国内の海域における浮体式洋上風力発電所の建設に向けた実現可能性の検討業務(FS業務=Feasibility Study)を受注した。 -
風車ナセルの異常解析用AIシステムが稼働中の風力発電所に採用【アリスマー】検査合理化・ダウンタイム削減視野に
Arithmer(アリスマー、東京都文京区)は、開発した風車ナセルの機械異常を検知するAIシステムが、再エネ発電事業者のユーラスエナジーホールディングス(東京都港区)に採用されたことを発表した。風力発電設備のO&M合理化に貢献することが期待されている。 -
英国エディンバラ沖の洋上風力海底送電インフラ整備を受注へ【九州電力グループ】22万ボルト・亘長約84km
キューデン・インターナショナル(福岡市中央区)、及び同じく九州電力の一般送配電事業者である九州電力送配電(福岡市中央区)は、英国のインフラファンドであるエクイティックス社と共同で、英国内における洋上風力発電所の海底送電インフラ整備の優先交渉権を獲得した。 -
参画するフィンランドの陸上風力発電所が運開【関西電力】22万kW、同国内最大の陸上風力
関西電力は、資本参画しているフィンランドの陸上風力発電事業で、商業運転を2023年12月より開始したことを発表した。当該の事業は「アラヤルヴィ陸上風力発電事業」で、発電事業者となる特別目的会社(SPC)の株式の49%を関西電力が保有している。発電所合計の総発電容量は22.06万kWになる。 -
洋上風力向け作業員輸送船運航のISO認証取得【日本郵船グループ】運航事業内で更に高いレベルの安全性確保へ
日本郵船のグループ会社である北洋海運(北海道苫小牧市)は、洋上風力発電向け作業員輸送船(CTV)の安全管理システム(SMS)について、(一財)日本海事協会(ClassNK)から国際規格のISO9001:2015(品質マネジメントシステムのISO規格)とISO45001:2018(労働安全衛生マネジメントシステムのISO規格)の認証を取得した。 -
洋上風力「ラウンド3」事業者公募実施中【経産省/国交省】「青森県沖日本海(南側)」・「山形県遊佐町沖」の2区域
経済産業省と国土交通省は1月、再エネ海域利用法に基づく洋上風力発電事業の一般海域促進区域のうち、新たに「青森県沖日本海(南側)」、「山形県遊佐町沖」の2区域での事業者公募を開始した。 -
商船三井と北拓が資本提携、洋上風力関連事業でシナジー発揮へ
海運業大手の商船三井(東京都港区)と、風力発電のO&M企業として国内最大手の北拓(北海道旭川市)は1月、資本提携することで合意した。北拓の発行済み株式の過半数を商船三井が取得する。両社の知見でシナジーを発揮し、今後の拡大が見込まれている洋上風力における関連事業の深耕を図る。 -
男鹿市内に船員・洋上風力作業員育成訓練センターを開設へ【日本郵船/日本海洋事業】2024年4月開設予定、地域産業担う人材の育成図る
海運業の日本郵船(東京都千代田区)と、海洋調査事業や海洋特殊船舶運用事業などを展開する日本海洋事業(NME、神奈川県横須賀市)は、形成したコンソーシアムで船員や洋上風力発電の作業員を育成する訓練センター「風と海の学校 あきた」を2024年4月に秋田県男鹿市にて開設する。既に洋上風力発電事業が複数形成されている秋田県において、「地場産業としての洋上風力」を支える人材の育成を図る。