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カテゴリー:小水力
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≪注目の取り組み≫水力発電由来電力の地産地消を促進【三峰川電力】半世紀前の発電所の、地域の再エネ電源への「再生」も手掛け
三峰川電力は、代表企業を務めるM&C鳥取水力発電において「鳥取県営水力発電所再整備・運営等事業」を手掛け、「地産地消」への活用促進に取り組んでいる。M&C鳥取水力発電は、鳥取県が募集した国内初の水力発電施設のコンセッション方式によるPFI事業で事業者として選定され、2020年より事業を開始している。 -
PPAで「追加性のある」新規水力から再エネ電力調達開始=長野県/中部電力ミライズ/セイコーエプソン
「RE100」加盟企業のセイコーエプソン(長野県諏訪市)と中部電力ミライズは、長野県企業局の水力発電所「越百のしずく発電所」(1,500kW)を電源とするオフサイト型フィジカルPPA方式を用いた電力地産地消の取り組みを開始した。 -
米沢市内で965kW水力発電所落成【リニューアブル・ジャパン】発電電力を地域の新電力が地域に供給
リニューアブル・ジャパンは、水力発電所「山形県米沢市松川水力発電所」の落成式を執り行った。落成式には米沢市をはじめとする自治体・地域住民・協力企業などの出席者が集った。一級河川・最上川からの流れ込み式で発電し、発電容量は965kW。年間予想発電量は「一般家庭約1,120世帯分の年間使用量に相当」とされている。 -
島根県隠岐の島町で小水力発電所リプレース完了【鴻池組】70年を経て「再生・再出発」
鴻池組(大阪市中央区)は、島根県隠岐の島町で所有する小水力発電所である油井発電所においてこのほど、運開式を実施した。リプレース後の発電所は、最大有効落差178.99m、発電使用水量で毎秒0.155立法mを使い、最大出力199.9kWの発電を行う。 -
小水力発電の講演・イベント大会が11月・さいたま市で開催へ《全国小水力発電大会~第10回さいたま~》
全国小水力利用推進協議会創立20周年記念「全国小水力発電大会~第10回さいたま~」が、11月5日(水)・6日(木)の2日間、大宮ソニックシティ(小ホール・B1F第1~第5展示場)で開催される。全国小水力発電大会実行委員会および全国小水力利用推進協議会が主催する。 -
国内水力2030年累計導入水準、50GWと微増にとどまると予測=矢野経済調べ
民間のマーケティング調査会社である矢野経済研究所(東京都中野区)は、国内水力発電の市場動向を調査。その結果を公表した。同社の調べによると、2024年度の国内における水力発電の導入容量は50.3GWの見込みとなった。 -
奥飛騨エリア3カ所目の小水力発電所運開【シン・エナジー】有効落差200mで600kW級発電実現
シン・エナジー(兵庫県神戸市)と奥飛騨地域の地元企業が共同出資で設立した奥飛騨水力発電(岐阜県高山市)が、奥飛騨温泉郷に開発した「外ヶ谷水力発電所」が竣工した。最大出力585kW。想定年間発電量は約2,840MWhで、一般家庭の約660世帯分に相当する。全量を中部電力パワーグリッドにFIT売電する。取水は神通川水系蒲田川支川にある既設砂防ダムからチロリアン方式で行われ、約1.6kmの水圧管路を経て発電所建屋へ運ばれる。 -
小水力発電の事業実現性を共同検討へ【NTT-AE/森とみずのちから/CoIU】「地方創生・地域共生」と「脱炭素」の同時達成視野に
NTTアノードエナジー(AE)、森とみずのちから(奈良県下市町)、新大学設立に取り組む(一社)CoIU設立基金の3者は、国内の小水力発電事業および地域共創事業を共同で推進する検討のための協定を締結した。 -
「地域の小水力」深掘りする産学共同検討開始【東急不動産/森とみずのちからほか】国内最大の小水力発電コンソーシアム目指す
東急不動産、小水力発電事業開発などの事業を展開する森とみずのちから(奈良県下市町)、飛騨高山エリアに大学設立を目指している(一社)CoIU、東急不動産グループで再エネ発電事業や小売電力事業を展開するリエネの4者は2月、小水力発電に関する事業の拡大や教育・地域事業、街づくりとの連携を検討・実施する協働を開始する。 -
北陸新幹線運転用に「追加性のある」水力由来再エネ電力をPPAで供給へ【JR西日本/北陸電力】太陽光由来と併せて運用電力の26%を再エネ化へ
JR西日本と北陸電力は、再エネ電力を北陸新幹線に供給するオフサイトPPAに関する新たな基本合意書を締結した。本取り組みは、北陸電力が新たに開発している水力発電所「花立発電所」で発電した再エネ電力の全量を、糸魚川駅(新潟県糸魚川市)-敦賀駅(福井県敦賀市)間の線区での運転用電力として供給するものだ。 -
【〈レポート〉第9回全国小水力発電大会inさいたま】地域共生・地域貢献実現する小水力の在り方を官民で模索 機運高まる
「第9回全国小水力発電大会inさいたま」(全国小水力発電大会実行委員会および全国小水力利用推進協議会主催)が、10月31日(木)~11月1日(金)の2日間、大宮ソニックシティ(埼玉県さいたま市)で開催され、延べ1,500名が来場した。 -
小水力「主力電源化」の姿追うための展示・講演・交流会が今年も開催〈第9回全国小水力発電大会inさいたま〉
小水力発電の関係者が一堂に会する「第9回全国小水力発電大会inさいたま」が、10月31日(木)~11月1日(金)の2日間、大宮ソニックシティ(埼玉県さいたま市)で開催される。全国小水力発電大会実行委員会および全国小水力利用推進協議会が主催、国交省、環境省、農水省、文科省、総務省ほか、開催自治体(さいたま市、埼玉県)や多数の民間団体が後援する。 -
恵那電力が地元立地の水力から電力受電・供給開始 取扱再エネ比率は75%にまで拡大
岐阜県恵那市、日本ガイシ、中部電力ミライズの3者が共同で設立した地域新電力の恵那電力は8月、恵那市内に立地する水力発電所「阿木川発電所」の電力を受電し、市内需要家への供給を開始した。2026年7月までの2年間にわたり、恵那市の61の公共施設と恵那市に所在する日本ガイシのグループ会社である明知ガイシに電力を供給する。 -
兵庫県香美町で小水力発電所運開【鴻池組】199.9kW、地元有志の誘致請け開発
鴻池組(大阪市中央区)は、兵庫県香美町においてこのほど、小水力発電所「小長辿発電所」の営業運転を開始した。発電所は矢田川水系桂川の流れを利用する水路式を採用して発電している。最大有効落差は208.7m、発電使用水量は毎秒0.115立方m。発電容量は199.9kW、年間発電量は約1,000万kWhを見積もる。 -
ふるさと納税の返礼に村内立地水力由来再エネ電気を供給【長野県小谷村/中部電力】寄附1万円当たり再エネ電気150kWhを供給
長野県小谷村と中部電力ミライズは、ふるさと納税の返礼に再エネ電気を用いる新たな取り組み「小谷村産CO2フリーでんき」を開始する。返礼として提供される再エネ電気の電源は、小谷村に立地し中部電力が保有・運用する一般水力である、姫川第二水力発電所(1万4,400kW)と姫川第三水力発電所(1万2,200kW)。

