- Home
- 小水力
カテゴリー:小水力
-
【〈レポート〉第9回全国小水力発電大会inさいたま】地域共生・地域貢献実現する小水力の在り方を官民で模索 機運高まる
「第9回全国小水力発電大会inさいたま」(全国小水力発電大会実行委員会および全国小水力利用推進協議会主催)が、10月31日(木)~11月1日(金)の2日間、大宮ソニックシティ(埼玉県さいたま市)で開催され、延べ1,500名が来場した。 -
小水力「主力電源化」の姿追うための展示・講演・交流会が今年も開催〈第9回全国小水力発電大会inさいたま〉
小水力発電の関係者が一堂に会する「第9回全国小水力発電大会inさいたま」が、10月31日(木)~11月1日(金)の2日間、大宮ソニックシティ(埼玉県さいたま市)で開催される。全国小水力発電大会実行委員会および全国小水力利用推進協議会が主催、国交省、環境省、農水省、文科省、総務省ほか、開催自治体(さいたま市、埼玉県)や多数の民間団体が後援する。 -
恵那電力が地元立地の水力から電力受電・供給開始 取扱再エネ比率は75%にまで拡大
岐阜県恵那市、日本ガイシ、中部電力ミライズの3者が共同で設立した地域新電力の恵那電力は8月、恵那市内に立地する水力発電所「阿木川発電所」の電力を受電し、市内需要家への供給を開始した。2026年7月までの2年間にわたり、恵那市の61の公共施設と恵那市に所在する日本ガイシのグループ会社である明知ガイシに電力を供給する。 -
兵庫県香美町で小水力発電所運開【鴻池組】199.9kW、地元有志の誘致請け開発
鴻池組(大阪市中央区)は、兵庫県香美町においてこのほど、小水力発電所「小長辿発電所」の営業運転を開始した。発電所は矢田川水系桂川の流れを利用する水路式を採用して発電している。最大有効落差は208.7m、発電使用水量は毎秒0.115立方m。発電容量は199.9kW、年間発電量は約1,000万kWhを見積もる。 -
ふるさと納税の返礼に村内立地水力由来再エネ電気を供給【長野県小谷村/中部電力】寄附1万円当たり再エネ電気150kWhを供給
長野県小谷村と中部電力ミライズは、ふるさと納税の返礼に再エネ電気を用いる新たな取り組み「小谷村産CO2フリーでんき」を開始する。返礼として提供される再エネ電気の電源は、小谷村に立地し中部電力が保有・運用する一般水力である、姫川第二水力発電所(1万4,400kW)と姫川第三水力発電所(1万2,200kW)。 -
小水力バーチャルPPAを導入へ【東京メトロ/丸紅新電力】年間約3,500万kWhの「追加性のある」非化石証書を創出・供給
東京地下鉄(東京メトロ、東京都台東区)は、丸紅新電力(東京都千代田区)との間で、小水力発電を電源とするバーチャルPPAを2024年7月1日付で締結した。小水力を活用した第三者所有型のバーチャルPPAとしては国内初の取り組み。契約に基づき、丸紅新電力は小水力発電所を合計約5MW、新規に開発する。これらの小水力発電所で生み出される「追加性のある」非化石証書は年間約3,500万kWhになる見込み。 -
携帯電話基地局用に自家消費型小水力を運用する実証実験中【NTTドコモ】「グリーン基地局」化の取り組みの一環として
携帯電話キャリア大手のNTTドコモは、自社の基地局の電源として小水力発電を用いる実証実験を開始した。携帯電話基地局に自家消費型の水力が用いられるのは国内初の事例と言われている。実証機は出力100Wで、宮崎県の山間部にある棚田エリアに設置。24時間365日の発電を行っている。 -
福島県浪江町の農業用水ダムで小水力発電所運開【JFEエンジニアリングほか】1,400kW、地域の脱炭素・営農を支援
JFEエンジニアリング(東京都千代田区)、東京発電(東京都台東区)及び請戸川土地改良区(福島県双葉郡浪江町)が出資・参画するアクアコネクトなみえは、請戸川水力発電所の発電事業を開始した。大柿ダムに1,401kWの水車・発電機を設置し、ダムの水位差による水圧を利用して発電するもので、発電した電力は全量「再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT)」を活用して売電する。 -
小水力発電所の売電収益から仙北市へ420万円拠出【シン・エナジー】地域振興のため市の環境整備や文化活動支援などに充当へ
シン・エナジー(神戸市中央区)は4月、秋田県仙北市の地元企業と共同で設立した仙北水力発電(同市)が仙北市に対して、地域振興基金として420万円を寄付したことを発表した。 -
「新設太陽光の再エネ電力+小水力の環境価値」並行活用で銀行施設の脱炭素化に貢献へ【常陽銀行/東電HDほか】茨城県内産CN電力&非化石証書を県内で消費
地方銀行で茨城県を中心の事業エリアに持つ常陽銀行(茨城県水戸市)、東京電力ホールディングス(HD)、電気・ガス小売事業者の東京電力エナジーパートナー(EP)は、常陽銀行のカーボンニュートラルに向けた再エネ導入に関する共同プロジェクトを開始する。3社は2023年7月、「エリア価値の向上とカーボンニュートラル(CN)の実現に向けた包括協定」を締結しており、本件は同協定に基づく取り組み。 -
“しずぎんアクアエナジーパーク家康公用水発電所” 小水力発電を基軸とした地域脱炭素の取り組み、静岡県富士宮市で開始=東京発電/東電EP
東京発電(東京都台東区)と、電気・ガス小売事業者の東京電力エナジーパートナー(EP)は、東京発電の水力発電所「家康公用水発電所」(静岡県富士宮市)のデザインリニューアルと、リニューアルに伴う同発電所を基軸とした地域共生・地域密着型カーボンニュートラルの取り組みを開始する。 -
設計請け負った台湾の499kW小水力発電所、着工【シン・エナジー】2024年末に運開予定/日本の技術で海外の追加性ある再エネ開発
小水力含めた再エネ各電源の事業開発や発電事業などを行うシン・エナジー(神戸市中央区)と、小水力に特化した発電事業開発・機器取扱を行う日本小水力発電(山梨県北杜市)は、台湾で開発されていた小水力発電事業に設備設計で参画。その発電所である「能高大圳小水力発電所」の着工式が、2023年11月に台湾の現地で執り行われた。 -
【レポート「第8回全国小水力発電大会in北海道」】「地域共生電源」小水力発電の今後の在り方を700名の参加者と見つめた2日間
「第8回全国小水力発電大会in北海道」が、10月19日(木)~20日(金)の2日間、北海道大学・学術交流会館(北海道札幌市)で開催され、会期中に約700名が来場した。 -
「ふるさと納税の返礼品に水力由来電気」提供開始【三重県大台町/中部電力ミライズ】三瀬谷水力発電所など町内立地の中電の水力対象
三重県大台町と、中部電力グループの電気・ガス小売事業者である中部電力ミライズは、大台町へのふるさと納税の返礼品として同町に立地する水力発電所由来の電気を用いる新サービス「大台町産CO2フリーでんき」を開始する。 -
インドネシアで自社中小水力発電所運開【NiX JAPAN】DX用いて建設の合理化も実現
NiXグループは、インドネシアにおいて中小水力発電所が完工したことを発表した。新たな発電所「トンガル水力発電所」は、トンガル川の有効落差44.4m、設計流量毎秒16立方mを活用し流れ込み式の発電形態により発電。発電設備は横軸フランシス方水車(3,100kW)2基を備え発電容量は6,200kWとしている。