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カテゴリー:地熱・地中熱
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フィリピンの地熱発電所設備改修工事を受注【三菱重工グループ】機器納入から裾付工事まで請負
三菱重工業のグループ会社である三菱パワーは、フィリピンの北部で首都マニラの南部に位置するラグナ州のマクバン地熱発電所1号機の設備改修工事を受注した。発電に伴う地熱蒸気の条件変化に対応するための工事で、蒸気タービンの主要部品を最適な仕様に転換することで、蒸気消費の効率向上を図る。ターンキー方式で請け負っており、三菱パワーはプラント改修に伴う設計、機器・資材・役務の調達、建設などを一式で担当する。工事完了予定は2021年。 -
十日町市の地熱バイナリーの電力を世田谷区へ【東京都世田谷区/新潟県十日町市】みん電を通じて電力供給
東京都世田谷区は新潟県十日町市と「自然エネルギー活用を通じた連携・協力協定」を結んだ。締結により、同市に完成した地熱バイナリー発電所でつくる電力を新電力のみんな電力(同区)を通じ、世田谷区民や区内の世田谷中学校などに供給されることが決まった。供給開始は2021年4月の予定。 -
温泉地熱を有効利用する発電所、飛騨高山で運開=シン・エナジー/奥飛騨自然エネルギー合同会社
シン・エナジーと奥飛騨自然エネルギー合同会社(岐阜県高山市)は、「奥飛騨第2バイナリー発電所」の竣工式を執り行った。奥飛騨温泉郷一重ヶ根地域に建設された。発電事業者である奥飛騨自然エネルギーが事業主体となり、シン・エナジーが設備設計、施工はシン・エナジーと地元企業が共同で担当した。発電出力は最大250kW。 -
「超臨界地熱発電」調査井掘削の検討開始へ【NEDO】2050年の社会実装視野に
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が展開している、地下3~5kmほどにある地熱資源「超臨界水」の活用技術開発事業が、新たなフェーズに突入する。今年度事業としてこのたび3件が採択されている。 -
水素をキャリアとする地熱発電電力のサプライチェーン構築実証実施へ=大林組
大林組は、地熱発電所を新設し、さらにその発電所で発電した再エネ電力から水素を製造し輸送・供給する実証事業を開始する。実証プラントは大分地熱開発(大分市)の協力を得て大分県九重町に建設・運用される。同一敷地内に地熱発電施設と水素製造プラントを併設し、一連のサプライチェーンを実証するのは国内初となる見込み。 -
温泉蒸気を活用するORC発電機の実証運転、長野県諏訪市で開始【ヤンマーエネルギーシステム】出力10kW未満の小型機で地域の未利用資源を有効活用
ヤンマーホールディングスのグループ会社であるヤンマーエネルギーシステム(YES、大阪市北区)は、温泉廃熱を利用して発電する出力8kWの発電機を開発し、このほど長野県諏訪市の温泉に設置した。 -
岐阜県高山市で5MW地熱発電事業化決定【東芝ES/シーエナジー】ダブル・フラッシュ方式採用で効率的に発電へ
東芝エネルギーシステムズ(ES)と、中部電力グループで省エネのコンサルやESCO事業を展開しているシーエナジー(名古屋市東区)は、共同出資して設立した中尾地熱発電が岐阜県高山市奥飛騨温泉郷中尾地区において「(仮称)中尾地熱発電所」を建設することを決定したことを発表した。 -
エチオピアの5MW地熱発電所プロジェクトに設備納入へ=東芝ES
東芝エネルギーシステムズ(ES)は、豊田通商およびトルコのエンジニアリング会社であるエゲシム社と共に、エチオピア電力公社(EEP社)が計画する同国中部のアルトランガノ坑口地熱発電所向けに発電設備および付帯設備一式のエンジニアリング、調達、建設工事を受注した。設備容量は5MW。 -
メキシコの地熱発電所向けデジタルソリューションサービスを提供=MHPS
三菱日立パワーシステムズ(MHPS)はさきごろ、メキシコのナヤリット州南部に位置する「ドモ・デ・サン・ペドロ地熱発電所」(出力2.7万kW)に、同社のデジタルソリューションサービス「MHPS-TOMONI」を導入することが決まったと発表した。 -
「全国地中熱フォーラム」開催へ 2019年11月11日(月)・12日(火) 於・品川区立総合区民会館「きゅりあん」
「全国地中熱フォーラム2019~持続的社会に向けた取組と技術の最新動向~」が11月11日(月)、品川区立総合区民会館「きゅりあん」で開催される。翌12日(火)には現地見学会が予定されている。NPO法人地中熱利用促進協会(笹田政克理事長)が主催。 -
国立・国定公園での地熱発電開発を促進【NEDO】環境保全手法の評価に「見える化」技術を活用
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は9月2日、国立・国定公園特別地域内での地熱発電開発を促進するため、新たな技術を活用して環境保全手法の評価を実施すると発表した。 -
岩手県八幡平市で「安比地熱発電所」の建設に着工【三菱マテリアルほか】出力1万4,900kW、2024年運開
三菱マテリアル(MMC)、三菱ガス化学(MGC)、電源開発(Jパワー)の3社が出資する安比地熱は8月6日、岩手県八幡平市で「安比地熱発電所」の建設に着手した。出力は1万4,900kWで、約3万9,000世帯分の電力を供給する。運転開始は2024年4月を目指しており、発電した電力は東北電力に全量売電する予定。 -
関西電力が熊本県小国町の地熱発電事業に出資 ノウハウを取得し新発電所建設に参加
関西電力は9月9日、電力小売事業を営む中央電力(東京都港区)のグループ会社で、地熱発電事業の開発・運営を行う「ふるさと熱電」(熊本県小国町)へ出資参画すると発表した。関西電力が地熱発電企業へ出資するは今回が初。 -
≪【我が社の技術】IHI回転機械エンジニアリング≫低温熱源からでも効率良く発電できる「小型バイナリー発電装置」
IHIグループの回転機械分野におけるコアカンパニーであるIHI回転機械エンジニアリング。同社の小型バイナリー発電装置「ヒートリカバリー」は、作動媒体専用に開発されたタービンやCFD技術により最適化したタービンインペラなど、IHIのターボ技術を駆使したタービン発電機を搭載。バイナリー発電の高効率化を実現している。