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アーカイブ:2019年 10月
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JFEエンジ独子会社が欧州で発電プラントEPCを連続受注 バイオマス・廃棄物発電施設の豊富な実績背景に
JFEエンジニアリングのドイツ子会社スタンダードケッセル・バウムガルデ社(SBT社)は、ベルギーのバイオマス発電プラント建設にまつわるEPCを受注した。さらに、スコットランド・アバディーン市における廃棄物発電プラントの建設も受注した。プラントの炉・ボイラ、排ガス処理施設の設計・調達などの部分を受注している。 -
水冷式高温ヒートポンプ、10月以降発売【神戸製鋼所】グリーン冷媒を初採用
神戸製鋼所は、代替フロンよりもさらに環境負荷の低いグリーン冷媒を採用した水冷式高温ヒートポンプ「HEM-HR-GN/GLシリーズ」を開発した。55・70・85・95℃の4モデル温水取出機を10月以降に発売する。 -
吉野彰氏にノーベル化学賞 LiB研究開発の功績で米研究者2人と共同受賞決定
今年のノーベル化学賞の受賞者として、吉野彰氏(旭化成名誉フェロー/名城大学教授)が選ばれた。モバイル機器の電源や電気自動車(EV)搭載用、系統安定用など、我々の生活とエネルギーに欠かせない存在となったリチウムイオン二次電池(LiB)の研究開発の功績が受賞理由だ。 -
EV船の開発・普及に向け合同出資会社設立【商船三井ほか】世界初のゼロエミッションタンカーを目指す
商船三井、旭タンカー、エクセノヤマミズ、三菱商事の4社はさきごろ、電気推進(EV)船の開発や普及促進に向けた戦略的提携に合意し、新会社「e5(イーファイブ)ラボ」(東京都千代田区)を設立したと発表した。 -
車載用LiBの劣化診断技術を検証【三菱マテリアル】資源の有効活用に貢献
三菱マテリアルはさきごろ、ゴイク電池(大阪市)と共同で車載用リチウムイオン電池(LiB)を交換・廃棄する際の劣化度診断技術の実証試験を開始した。 -
NEDO事業で自社工場に木質バイオマス熱供給設備を設置【昭和化学工業】地域自立システムの実証運転を開始
昭和化学工業はNEDO事業内で、今夏に同社岡山工場敷地内に熱風炉設備を備えた木質バイオマス熱供給プラントを完成させ、9月中旬に実証運転を始めた。液化天然ガス(LNG)燃料は同県真庭市を中心に、鳥取県西部地域、中部地域などから、木の皮などの余剰木質バイオマスを調達し、1日24トンの規模で消費する予定。 -
電動車向け電池シェアの実証研究、インドネシアで実施 =NEDO
本田技研工業(ホンダ)、パナソニック、パシフィックコンサルタンツ、実証研究を実施するための合弁会社HPPエナジー・インドネシア(インドネシア・ジャカルタ市)の4社はさきごろ、インドネシアでの電動モビリティー向けバッテリーシェアリングシステムの実証研究を、西ジャワ州の州都バンドン市とバリ州の州都デンパサール市で開始した。 -
フジクラがRE100加盟 日本企業は25社に
フジクラ(東京都江東区)は10月7日、事業活動で使用する電力を100%由来化することを目指す企業の国際イニシアチブであるRE100に加盟した。日本企業のRE100加盟はこれで25社になった。 -
ファースト・ソーラー2案件のEPC受注【千代田化工建設】京都府・三重県と茨城県にメガソーラー建設
千代田化工建設(横浜市)はさきごろ、ファースト・ソーラー・ジャパン(東京都千代田区)の100%出資事業会社が進めるメガソーラー「京都南山城‐三重島ヶ原発電所」と「つくばみらい発電所」の2件について、EPC(設計・調達・施工)サービス業務を受注したと発表した。 -
定置式燃料電池の実証運転開始【トヨタ自動車】出力100kW、FCV用システムを活用
トヨタ自動車は定置式燃料電池を開発し、その実証運転を9月から開始した。同社の量産型燃料電池自動車MIRAI用のFCスタック、パワーコントロールユニット、二次電池、エアコンプレッサなどを2セット使用している。 -
パネル廃棄費用積立て「kWhベース・後半10年間・取戻しは卒FIT後」提案【経産省】入札案件と非入札案件含めた既認定案件の積立て金額水準の案も
パネルなどの太陽光発電設備の廃棄費用を確実に確保し積み立てるための制度設計を議論する専門家会合「太陽光発電設備の廃棄等費用の確保に関するワーキンググループ」第5回の会合が9月、経済産業省内で開催された。議論は現在、本WGの核心とも言える積立金の金額水準や時期などの詳細設計の検討に入っている。 -
≪欧州レポート≫デジタル化が脅威になり得る時代に ~自由化進展で問われる「サービスとしての電力事業」
ドイツの電事連(電気事業連合会)にあたるBDEW(Bundesverband der Energie- und Wasserwirtschaft)がエネルギービジネスのデジタル化に関するホワイトペーパーを8月に公表した。今回はこの内容を追ってみる。 -
関西電力が熊本県小国町の地熱発電事業に出資 ノウハウを取得し新発電所建設に参加
関西電力は9月9日、電力小売事業を営む中央電力(東京都港区)のグループ会社で、地熱発電事業の開発・運営を行う「ふるさと熱電」(熊本県小国町)へ出資参画すると発表した。関西電力が地熱発電企業へ出資するは今回が初。 -
岩手県遠野市でソーラーシェアリング運開【SBIエナジー】農地で特産品の畑わさびを栽培
SBIエナジーはさきごろ、岩手県遠野市に営農型太陽光発電所「SBI遠野第一ソーラーシェアリング発電所」を稼働させた。出力は約1,200kWで、年間発電量は一般家庭約316世帯分の使用量に相当する約139万kWhを見込んでいる。パネルの下では岩手県の特産品のひとつである「畑わさび」を栽培する予定。 -
秋田県三種町で7.5MW風力発電所運開 =SBエナジー/三菱UFJリース
「ソフトバンク秋田琴丘ウインドファーム」が運開した。合計出力は約7,500kW。年間予想発電量として一般家庭4,800世帯分の年間電力消費量に相当する約1,733万kWhを見込む。発電した電力はFIT制度を活用して東北電力に売電する。