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アーカイブ:2021年
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愛知県田原市で100MW超木質専焼バイオマス発電事業展開へ=JFEエンジニアリング/中部電力/東邦ガス/東京センチュリー
愛知県田原市において、木質バイオマス専焼施設としては国内最大規模のバイオマス発電事業が立ち上がった。燃料は木質ペレットを使用し、発電出力は11万2,000kW(112MW)。年間の発電量は一般家庭約25万世帯分に相当する約7.7億kWhを想定している。 -
埼玉県三郷市で消化ガス発電を開始【東京センチュリー/月島機械】下水処理場で発生する消化ガスを活用
東京センチュリーと月島機械は11月2日、埼玉県の下水処理場「中川水循環センター」(三郷市)で発生する消化ガスを用いた発電事業を開始した。発電所の出力は1,996kW、年間発電量は一般家庭約2,100世帯分に相当する約925万kWhを見込む。発電した電力は、FITに基づき東京電力パワーグリッドに売電する。 -
連載「100%自然エネルギー地域をゆく102」九州エリアの自然エネルギー出力抑制の現状と課題 ~自然エネルギー100%に向けて
2020年度に太陽光の発電電力量の割合が全国でも最も高いエリアになっている九州エリアでは自然エネルギーの割合は26.8%となり、前年度の23.4%から増加しました(図1)。水力発電の割合5.2%に対して太陽光発電が14.9%に達しており、変動する自然エネルギー(VRE)の割合も風力の0.9%と合わせて15.8%と全国で最も高くなっています。一方で、原子力発電の割合も26.0%と、全国のエリアの中で圧倒的に高く、自然エネルギーの割合に匹敵しています。 -
風力発電機のヨー旋回部向け状態監視機器を発売へ【ナブテスコ】診断サービスによる検知情報の見える化も実施
機械メーカーのナブテスコ(東京都千代田区・社長:寺本克弘氏)は、風力発電機ヨー旋回部向けの故障回避機能付き状態監視機器の販売を開始する。その概要がこのほど発表された。 -
消防法の蓄電システム規制緩和を検討へ EV電池保管に際する倉庫の規制/屋外設置時の離隔距離など
大規模二次電池から成る蓄電システムに係る、消防法上の諸規制に関して、見直しが検討されることになった。12月、内閣府内に設置されている再エネタスクフォース(TF)で、所管する消防庁が表明した。 -
世界の家庭用EV充電器、2035年に現状の10倍以上の設置規模に拡大へ<富士経済調べ>最大市場・中国の拡大加速、車載蓄電池大容量化が拍車
民間の市場動向調査会社である富士経済(東京都中央区)は、電気自動車(EV)・プラグインハイブリッド車(PHV)などの電動車の家庭用充電器に関する普及実態を調査。その結果をこのほどまとめた。 -
卸電力市場価格と連動したEV充放電実証開始【関西電力/出光興産/住友電工】電力安定供給・需給調整機能を検証
関西電力、出光興産、住友電気工業の3社は12月6日、卸電力市場価格に連動して複数の電動車(電気自動車=EV、プラグインハイブリッド車=PHEV)の充放電を行う遠隔制御実証を開始した。 -
≪特集:2022年1月開催「オートモーティブワールド」見どころピックアップ≫「脱炭素」に向け加速する自動車業界のいまに迫る
RX Japanが主催するクルマの先端技術展「第14回オートモーティブワールド」が、2022年1月19日(水)~21日(金)の3日間、東京ビッグサイトで開催される。クルマの電動化、自動運転、軽量化技術などの技術を1,050社が出展。自動車業界における先端テーマの最新技術が一堂に紹介される。 -
水中ドローンによる洋上風車基礎部の点検実証実施【CFD販売】海中の点検作業効率化に貢献
パソコン関連パーツの販売などを行うシー・エフ・デー販売(CFD、名古屋市中区)は、取り扱う産業用水中ドローンを活用し実施している、洋上風力発電設備の海中点検の実証実験を公開した。 -
ブラジルの陸上風力発電所が運開【戸田建設】27.72MW、発電した電力は現地企業に売電
戸田建設(東京都中央区)は10月、ブラジルで現地法人を通じて建設を進めていた陸上風力発電所が運開したことを発表した。発電サイトはブラジル北東部にあるリオ・グランデ・ド・ノルテ州アレイア・ブランカ市に立地する。この地に3,465kW風車を8基設立し、定格発電出力27.72MW(2万7,720kW)の陸上風力発電所とした。 -
英国北海における洋上風力の送変電事業展開へ【東電PG】「トライトンノール洋上風力発電所」
東京電力ホールディングスにおける一般送配電事業者、東京電力パワーグリッド(PG)は、イギリスの北海洋上風力発電事業の送電線の保守・運営に係る優先交渉権を獲得した。英国のインフラファンドであるエクイティックス社と共同出資し設立した事業会社を通じて獲得した。東電PGとしては初の海外送電事業への出資参画となる。 -
フィリピンで小水力発電事業展開へ【シン・エナジー】560kW発電所の建設開始
再エネ発電事業や小売電気事業を展開するシン・エナジー(神戸市中央区)は、フィリピンで小水力発電事業を行う。このほど発電所の建設に着手した。建設が開始された「リクッド2水力発電所」のサイトは、フィリピン北部のルソン島中部、イフガオ州に立地する。現地のラムット川流域で、有効落差29.5m、最大毎秒2.20立方mの水流・水量を用いて、流れ込み式・水路式の方式で最大560kWの発電を行う。年間の発電量は約3,769MWhを想定している。 -
ベトナムで144MW陸上風力発電事業開始【レノバ】同社初の海外案件・陸上風力案件
再エネ発電事業を展開するレノバ(東京都中央区)は11月、ベトナムで発電所建設を進めていたクアンチ風力事業において、商用運転を開始したことを発表した。合計の発電所設備容量は144.0MW(許認可ベース)にのぼる。発電した電力は、ベトナム国内のFIT制度を活用して1kWh当たり8.5米セント(約9.3円)で売電を行う。 -
稼働済の風力発電所と太陽光発電所を取得【北海道ガス】再エネの導入拡大
北海道ガス(札幌市)は10月1日、稼働済み風力発電設備「稚内風力発電所」(稚内市)を取得した。出力400kWの風車2基と750kWの風車2基で構成される。合計出力は2,300kW。年間想定発電量は一般家庭約1,700世帯分に相当する計476万kWh。11月1日には、「芦別太陽光発電所」(芦別市)を取得したと発表した。