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アーカイブ:2021年 2月
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スマートメーターのシステムを共同開発【東京ガス/大阪ガス/東邦ガス】検針・閉栓業務の効率化を目指す
東京ガス、大阪ガス、東邦ガスの都市ガス事業者3社は、通信機能を持つ次世代検針器であるスマートメーターのシステムを共同開発すると発表した。平時における検針・閉栓業務の効率化と災害時の復旧作業の向上などを目的に共同開発を実施する。 -
「令和2年度 新エネ大賞」過去最多の募集案件から22件が選出【新エネルギー財団】脱FIT・地域活用など新たな評価軸も
このたび令和2年度「新エネ大賞」の受賞案件が、主催者である(一財)新エネルギー財団から発表された。新エネ大賞は新エネルギーの一層の導入促進と普及および啓発を図るため、新エネルギーに係る商品および新エネルギーの導入、あるいは普及啓発活動を広く募集し、そのうち優れたものを表彰する制度で、本年度は55件の応募があった。 -
令和2年度 新エネ大賞①[経済産業大臣賞]〈地域共生部門〉IHI/相馬市/パシフィックパワー:地域の再エネ最大利用を目指した相馬市スマートコミュニティ事業
2018年に相馬市内の工業団地に開所した「そうまIHIグリーンエネルギーセンター(SIGC)」は、震災復興に向けたスマートコミュニティ事業の推進拠点で、1.6MWの太陽光発電を自営線によってSIGC内や近隣の下水処理場などに供給するほか、余剰電力を独自のエネルギーマネジメントシステムで活用している。 -
≪解説≫Ampt 太陽光発電「リパワリング」の可能性(上):長期安定稼働を視野に
今年でFIT制度は施行から9年目を迎えようとしている。そのような中、再エネ主力電源化の要件の一つである「長期安定電源」となるべく、これからも持続的に発電事業を行うためのメソッドとしての「リパワリング」を提案するのが太陽光のスペシャリスト、アンプトだ。その要点を解説していただいた。 -
太陽光発電100%でEVを走らせる自家消費型ソーラーカーポート≪ニプロン PV Oasis for ソーラーカーポート≫
ニプロン(兵庫県尼崎市)はこのほど、「PV Oasis for ソーラーカーポート」を開発し、販売に注力する。太陽光発電、蓄電池、系統電力(低圧受電)及び制御部で構成され、構成及び制御システムで特許を申請した。 -
横投入型の木材破砕機、20トン積載のキャリアダンプなど新機種を発表【諸岡】阿見デモセンター(茨城県)で新製品発表会を開催
自走式木材破砕機で国内シェアトップの諸岡(茨城県龍ヶ崎市)は、阿見デモセンター(茨城県稲敷郡阿見町)で新製品発表会を開催し、関東近県の建機レンタルや土木関連など130人が参加した。今回の新製品発表会は、新型コロナ感染防止のため5日間に分けて来場者を分散し、マスクや消毒を徹底したうえで開催された。当日は諸岡昇副社長と営業企画グループの中島泰生グループ長による新製品の説明が行われた。 -
ワークショップ「太陽光生活研究所」開設【デルタ電子】R&Dの拠点として蓄電池・モニタリングシステムなどを開発
デルタ電子(東京都港区)はこのほど、将来の太陽光発電ソリューションを企画・開発するワークショップとして「太陽光生活研究所」を赤穂エナジーパーク(兵庫県赤穂市)内に開設した。 -
≪新エネルギー企業レポート≫日本ユニシス:環境価値「見える化」で再エネ市場活性化に貢献
システム大手の日本ユニシスは、経済産業省資源エネルギー庁の「非化石証書の利用価値向上に係る調査事業(FIT非化石証書のトラッキングに係る調査事業)」を2018年度から継続して受託している。また2019年には「エネルギー供給構造高度化法に基づく非化石電源に係る認定業務」を受託し、第三者機関として認定に係る実務と、情報管理手法の構築を開始するなど、FIT電源・非FIT電源の2つの環境価値に関わっている。 -
福島県と神奈川県で運用するEV用いたVPP実証実施【REXEV】カーシェアとエネマネ組み合わせ利便性向上図る
EVを使ったカーシェアリング「eemo(イーモ)」ならびにエネルギーマネジメントに取り組むREXEV(レクシヴ、東京都千代田区)は、EVのVPPリソースとしての技術的な評価を目的とした実証実験を行っている。EVのバッテリーを電力の需給調整に活用する可能性を検証する。 -
福島第一事故から10年、「3.11」に国際会議開催へ【原自連】小泉純一郎氏:エネミックス「原子力20%」実現性に疑問
原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟(原自連)は、2011年3月の東日本大震災及び福島第一原子力発電所の事故から10年となる節目の今年、原子力と自然エネルギーを考える国際会議を3月11日に開催する。開催を前に、原自連による会見も行われた。 -
カーボンプライシング「需要側の脱炭素」に向けた在り方が争点に【環境省/経産省】2050年脱炭素+グリーン成長のカギの一つになるか
排出されるCO2に価格付けをする仕組み、カーボンプライシングの制度化に向けた動きが本格化している。2月、環境大臣の諮問機関である中央環境審議会の専門家会議、地球環境部会カーボンプライシングの活用に関する小委員会が開催され、制度設計に関する議論が交わされた。「2050年脱炭素」の大きな柱の一つとなることが期待されている。 -
モジュール一体型ソーラーカーポート発売【ネクストエナジー・アンド・リソース】コスト削減を重視し新設計
ネクストエナジー・アンド・リソース(長野県駒ケ根市)はこのほど、両面発電太陽電池モジュール一体型カーポート「TM2 Dulight(ティーエムツーデュライト)」の販売を開始した。 -
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≪欧州レポート≫コロナ禍におけるエネルギー会社の対応 ~「次世代型ユーティリティ」転換の契機にできるか
世界を襲ったコロナ禍は年内には収束せず、ドイツなどでは年内にワクチンの接種が始まるものの、英国ではコロナウイルスの新型が出現するなど、まだこの混乱はおさまりそうにない。エネルギー会社も対応に追われているのは例外ではなく、コロナ禍の推移いかんに関わらず、業態の転換が求められている。今回は、エネルギー会社にITサービスを提供しているprego serviceが行っている「Utility4.0調査2020」から興味深い部分を紹介する。 -
年頭所感・2021年:学術・研究⑫】柏木 孝夫(東京工業大学 特命教授・名誉教授)「2021年 年頭所感」
脱炭素化は地球全体の問題であり、すべての国々が各国の特長を生かしてエネルギーの安定供給を実現することが重要と考えます。我が国は1次エネルギーの選択肢を減ずることなく、あらゆる発電オプションを維持しながら、脱炭素社会に向けて革新的な技術開発を主導すべきだと確信しています。