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アーカイブ:2021年 6月
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≪NEDO・アンモニア混焼実証≫②運転中の100万kW石炭火力でアンモニア混焼実施へ=JERA/IHI
JERA及びIHIはアンモニア混焼を行う本NEDO事業において助成事業として採択を受けた。採択テーマは「100万kW級石炭火力におけるアンモニア20%混焼の実証研究」だ。その名の通り、稼働中の石炭火力であるJERAの碧南火力発電所4号機(愛知県碧南市、発電出力:100万kW)において2024年度にアンモニア20%混焼の実施を目指す。 -
アンモニア混焼技術実用化に向けた技術開発2事業を採択【NEDO】将来的なアンモニア専焼も視野に
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は5月、石炭火力発電所でアンモニアを混焼するための技術開発事業2テーマを採択した。今般採択が行われた「カーボンリサイクル・次世代火力発電等技術開発/アンモニア混焼火力発電技術 研究開発・実証事業」では、既設の石炭火力発電設備へのアンモニアバーナの導入による石炭との混焼技術の開発を行うとともに、燃料としてアンモニアを安定的かつ安価に調達する可能性について調査する。 -
≪NEDO・アンモニア混焼実証≫①既設ボイラで汎用性の高いアンモニア混焼目指し技術開発開始=Jパワー/中外炉工業/電中研ほか
テーマは「CO2フリーアンモニア燃料 火力発電所での利用拡大に向けた研究開発」。工業炉向けに開発されたアンモニアバーナの大容量化を図り、既設石炭ボイラでのアンモニア混焼に向けた技術開発を行う。このアンモニアバーナ開発により、多様なボイラ形式へ適用できる汎用性及び、石炭-アンモニア混焼の最適燃焼によるアンモニア混焼率拡大の可能性を検討する。 -
キャンパスで使用する電力の100%再エネ由来化目指す9大学が集結≪自然エネルギー大学リーグ≫再エネ電力調達の知見共有も図る
6月7日、大学による再生可能エネルギーの活用と、次世代の脱炭素化を担う人材育成を目的とした、「自然エネルギー大学リーグ」が発足した。千葉商科大学など9大学で設立。全国の大学に参加を呼び掛ける。 -
浜松市にZEHモデルハウスを開設【鈴与商事/納得住宅工房】PPAや非常用LPガス発電システム導入
鈴与商事(静岡県静岡市)と納得住宅工房(同富士市)はさきごろ、共同で4棟目となるZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)モデルハウスを浜松市に開設した。 -
ダイハツメタルの工場に自家消費用太陽光発電設備を設置【東京センチュリー/KCCS】年間約565MWhを発電・消費見込み
東京センチュリーと京セラコミュニケーションシステム(KCCS)は、自動車・船舶用部品製造を行うダイハツメタル(兵庫県川西市)との間で、ダイハツメタルの製造現場における太陽光発電電力自家消費用に係る一連のサービスを提供する共同事業の契約を締結した。 -
小樽市で地中熱の活用可能性を検討【住友商事】「第5世代地域熱供給網」の構築を目指す
住友商事はさきごろ、北海道小樽市の協力を得て、地中熱を市内の冷暖房や給湯に活用する熱供給網の構築に向けて事業化可能性の調査を検討すると発表した。 -
EAMソリューションのテンプレート開発に着手【東芝デジタルソリューションズ】設備保全業務の課題解決に貢献
東芝デジタルソリューションズ(神奈川県川崎市)は5月12日、電力業界・装置産業向けにEAM(設備資産管理)ソリューションのテンプレート開発を始めたことを発表した。 -
≪特集≫モジュールリユースと両輪なす「リサイクル」:チヨダマシナリーの最新ソリューション
チヨダマシナリー(埼玉県杉戸町)の「PVリサイクルハンマー」は、廃棄太陽光パネルをシンプルかつ効率的に再資源化できる。 -
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≪特集≫太陽光モジュール「リユース」巡り動き出す企業①ネクストエナジー・アンド・リソース
ネクストエナジー・アンド・リソース(長野県駒ケ根市)は、太陽電池モジュールのリユース市場を業界に先駆け創出してきた。14万枚を超える中古モジュール検査を実施し、「REBORNテクノロジー」として厳格な審査基準を確立した。 -
≪特集:環境省「太陽光モジュールリユースガイドライン」策定≫「適切なリユースモジュール」の判断基準として重要度増す「I-V検査」・「EL検査」
5月、環境省は、「太陽光モジュールの適切なリユース促進ガイドライン」を策定した。今後増加していくことが予想される、排出モジュールへの対応を念頭に置いたガイドラインだ。一方で実際にはモジュールのリユース・リサイクルビジネスは既に動きだしている。そこで本稿では、再エネを巡り導入時や稼働時のみならず、廃棄時にも「経済と環境の好循環」を生み出すものとして、その取り組みの一例を取り上げる。 -
≪特集≫太陽光モジュール「リユース」巡り動き出す企業③アイテス
廃棄される太陽電池モジュールの選別は、第一段階でストリングチェック(開放電圧、インピーダンス測定、I-Vカーブ測定)を実施し、第二段階で故障ストリングの中から故障パネルを特定する手順を踏むと思われる。環境省によって策定されたパネルリユースのガイドラインもこの前提に立っている。 -
リ総研の共同研究プロジェクトに採択【九電みらいエナジー】バイオマス発電所の焼却灰を肥料に活用
九電みらいエナジーが研究代表者として進める「バイオマス発電所焼却灰有効利用プロジェクト」が今春、福岡県リサイクル総合研究事業化センター(リ総研)の2021年度の共同研究プロジェクトに採択された。 -
ラオスにおける木質ペレット生産事業に出資参画【九電みらいエナジー】発電・焼却灰有効利用まで含めた「循環構想」実現目指す
九電みらいエナジーは5月、東南アジアのラオスにおけるバイオマス発電所向け木質ペレット生産事業への出資を現地企業らと共に決めた。出資参加にあたって日本政策投資銀行及び日本経済研究所の支援を受けている。