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アーカイブ:2021年 7月
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静岡市と協同でデマンドレスポンスを実施【鈴与商事】浄水場の送水ポンプ・配水池の貯水能力を活用
鈴与商事(静岡市)と静岡市上下水道局は、電力需要を調整するデマンドレスポンス(DR)の取り組みを4月から協同で始めた。配水池(大平山配水池)の貯水能力を活用することで水の安定供給を確保しながら実施される。夏期(7~9月)と冬期(12~2月)の電力需給が逼迫した時に、清水谷津浄水場(最大供出電力150kW)の施設のうち、電力を多く消費する送水ポンプの「運転台数の削減」と「運転時間の変更」を実施する。 -
自家消費型屋根置き太陽光発電を受注【シャープ子会社】タイの大手タイヤメーカーの製造工場向け
シャープ子会社で太陽光発電システムの販売や電気設備工事などエネルギーソリューション事業を担うシャープエネルギーソリューション(SESJ)はさきごろ、タイの地場大手タイヤ製造グループ「ディーストーン」の工場向け屋根置き太陽光発電システムを受注したと発表した。 -
屋根置き太陽光発電所の設置・運用を受注【自然電力/アラムポート】インドネシアの工場など13カ所向け
自然電力(福岡市)と建設コンサルタント業のアラムポート(東京都千代田区)は6月11日、インドネシア国内の工場・店舗合計13カ所で屋根置き太陽光発電所の設置・運用を受注したと発表した。 -
19.8kW小水力発電が山梨県大月市で運開【リコー/合同産業】上水道施設を利用し年間9万7,000kWhを発電見込み
リコーとビルメンテナンス業などを手掛ける合同産業(東京都中央区)は、上水道施設を利用したマイクロ水力発電システムによる「東部地域広域水道企業団施設内小水力発電所」(山梨県大月市)を設置し、6月1日より運用を開始した。 -
ガス自動検針サービスの導入で協定【エネジン/中部電力】中電の電力スマートメーター通信網を活用
中部電力と燃料事業・機器販売のエネジンは、中部電力が提供するスマートメーターの通信網を活用したガス自動検針サービスのエネジンへの導入について合意し、基本協定を締結した。自動検針同サービスの導入により、検針データや漏れなどの警報情報は、エネジンの集中監視システムに自動送信できるようになる。 -
ベルキー企業の低温排熱回収技術を日本で展開【千代田化工建設】ケミカルヒートポンプでCO2排出量の削減に貢献
千代田化工建設(横浜市)は6月18日、ベルギーのベンチャー企業キューピンチ(アントワープ)が保有する低温排熱回収を可能とするケミカルヒートポンプの日本での展開について、同社と覚書を締結したと発表した。 -
軽量柔軟なCIS系太陽電池を開発【産総研/トヨタ自動車】世界最高の変換効率18.6%達成
業技術総合研究所(産総研)とトヨタ自動車は5月31日、共同で開発した軽量で柔軟なCIS系太陽電池ミニモジュールが、世界最高となる光電変換効率18.6%を達成したと発表した。 -
自立電源採用した雨量計を山間部に設置【東芝エネルギーシステムズ】局所的な観測データの無線通信可能に
東芝エネルギーシステムズ(ESS、神奈川県川崎市)はこのほど、太陽光由来のキューブ型(箱型)自立電源を採用した「省電力無線IoTソリューション(LPIS)」を明光社(宮崎県宮崎市)に納入し、宮崎県企業局が管理する山間部にある送電鉄塔に設置して、運用を開始した。特定地域の雨量データをピンポイントで収集する。 -
エネファーム導入者に太陽光発電設備を無償提供【東宝ホーム/西部ガス】余剰電力は売電へ
東宝ホーム(福岡県北九州市)と西部ガス(福岡市)は、家庭用燃料電池コージェネレーションシステム「エネファーム」を導入する顧客を対象に、太陽光発電設備を無償で導入するサービス「東宝ホーム×西部ガスソーラー」を6月10日より、開始した。 -
和歌山県で「中紀ウィンドファーム」が運開【コスモエコパワー】23基合計4万8,300kW
コスモエネルギーグループのコスモエコパワー(東京都品川区)が、和歌山県中紀エリアで建設を進めていた風力発電所「中紀ウィンドファーム」が4月に運転を開始した。同県広川町、有田川町、高川町の広域にまたがる白馬山脈尾根部に23基(1基2,100kW)の風車を設置した。容量は合計4万8,300kW。 -
チリで大規模太陽光発電所を建設【ユーラスエナジー】10カ所の合計出力6万8,000kW
ユーラスエナジーは6月1日、同社グループがチリ国内で10カ所の太陽光発電所の建設を開始すると発表した。プロジェクトは7月から順次着工し、2022年中にすべての太陽光発電所が操業する予定。合計出力は交流ベースで約6万8,000kW、直流ベースでは約8万kWとなる見込みだ。 -
≪新エネルギー企業リポート≫電巧社:電気設備製造のノウハウ+最新のデジタル技術を融合した自家消費サービスを展開
1928年(昭和3年)創業の配電盤メーカーで、工事、電気商社、システム開発なども手掛ける電巧社(東京都港区)は、長年培った技術を生かして脱炭素社会実現に貢献するため、新たに再生可能エネルギーを活用するサービスを開始した。遠隔地に太陽光発電所を建設し、自家消費できる「HOMEMADE ENERGY」だ。 -
長期滞在可能にする「宇宙空間でのエネ地産地消」研究進む【JAXA/本田技研工業】水素・酸素と水・電気の循環システム開発中
(国研)宇宙航空研究開発機構(JAXA)と本田技研工業による、有人宇宙開発における水素エネルギー活用に関する共同研究が進展中だ。両者は、ホンダが所有する高圧水電気分解技術及び燃料電池技術を応用した、月周回有人拠点(ゲートウェイ)や月面で使用する循環型再エネシステムの共同研究協定を2020年11月に締結。2022年度までの3年間の予定で共同研究を進めている。 -
愛知県小牧市で食品バイオガス発電所起工【J&T環境】1,100kW、2022年秋運開予定
リサイクル事業や破棄物処理事業を行うJ&T環境(JFEエンジニアリングとJERAのグループ会社)は、子会社であるバイオス小牧(愛知県名古屋市)の食品バイオガス発電所建設工事が開始されたことを発表した。 -
地域エネルギー事業展開の包括連携協定を締結【群馬県神流町/トラストバンク】第一弾として町営宿泊施設に太陽光+蓄電池導入、エネ地産地消&レジリエンス向上図る
神流町とふるさと納税サイトを運営するトラストバンク(東京都渋谷区)は7月14日、地域エネルギー事業における包括連携協定を締結した。第一弾の取り組みとして、町内の宿泊施設「古民家の宿 川の音」に太陽光発電設備とテスラ製蓄電池「Powerwall」をPPAで設置した。