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アーカイブ:2022年 3月
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埼玉県内の自治体と地元ガス会社が脱炭素のまちづくりで協業へ 改正温対法契機に官民協業本格化の動き
このほど、埼玉県の自治体と都市ガス会社による、地域の脱炭素に向けた連携協定が相次いで締結された。政府による2050年カーボンニュートラルの目標設定に加えて、地球温暖化対策推進法(温対法)の改正を契機として、自治体と企業による脱炭素へ向けた協業が各地ではじまっている。 -
ゼロカーボンシティ目指し民間企業5社と連携【静岡県袋井市】地元産の実質再エネ100%電力供給などを推進へ
静岡県袋井市は2月、「ゼロカーボンシティの実現に向けた包括連携協定」を民間企業らと締結した。今後、袋井市との協議を経て、電源開発(鈴与電力の共同出資会社でもある)が所有する静岡県内の水力発電所由来の非化石証書を活用した、実質再エネ100%電力の公共施設への供給、PPAモデルによる太陽光発電設備の導入、卒FIT電気をはじめとした市内産電力の有効活用などを行う。 -
ピーク負荷抑制する複数EV用普通充電器発売【東京電力ホールディングス】インフラ導入コスト抑制に貢献する各種設計も盛り込み
東京電力ホールディングス(HD)は、電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車などの電動車を、一カ所において複数台、系統電力で充電する際に効率的な充電を可能にする「多台数対応EV普通充電器(JW-EVSE-TPC01-0340)」を開発。3月から発売した。 -
「軽量」・「高耐荷重」2タイプのモジュール発売【ネクストエナジー・アンド・リソース】自家消費時代を見据え新たなコンセプトで開発
ネクストエナジー・アンド・リソース(長野県駒ケ根市)はこのほど、自家消費太陽光発電に最適な軽量モジュール「NER120M375D-MCL」と高耐荷重太陽電池モジュール「同‐MCH」の出荷を開始した。 -
EVによる新サービス開発に向けた実証を開始【大阪ガス】電気料金削減や非常用電源活用を目指す
大阪ガスは2月14日、電気自動車(EV)によるマルチユースサービスの実現を目的に、自社で所有する実験集合住宅「NEXT21」(大阪市)で実証を開始した。 -
産業用ボイラー向けバナーへ水素を高圧供給【三菱重工グループ】安定燃焼・低NOx・低コスト化実現
三菱重工グループの三菱重工パワーインダストリーは、産業用ボイラー向け水素焚きバナー燃焼技術の実用化にメドを付けたことを発表した。2020年度に採択された、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の事業である「水素社会構築技術開発事業(大規模水素エネルギー利用技術開発)」における開発を通して達成した。 -
新しいパワーオプティマイザ発売【ソーラーエッジテクノロジージャパン】住宅用モジュールサイズ用に最適化
ソーラーエッジテクノロジージャパン(神奈川県横浜市)は、新しいパワーオプティマイザ「Sシリーズ」を発表し、住宅設備向けに販売を開始した。高度な安全機能の拡張セットと、設置をよりスマート、簡単、迅速にできるシステム設計が特長だ。 -
秋田県内の陸上風力発電事業用に合計9万6,600kW風車受注【日立パワーソリューションズ】風車の信頼性と共に保守体制も評価され
日立パワーソリューションズは、秋田県内で計画されている陸上風力発電事業用として、出力4,200kWモデルの風車を25基・合計9万6,600kW受注した。 -
日本国内製太陽光モジュールの新製品を発売【長州産業】9本バスバーとハーフカットセルを採用
エネルギー機器製造の長州産業(山口県山陽小野田市)は、単結晶太陽電池モジュールBシリーズの新製品「JAPAN BLACK」を4月に発売する。 -
IoEプラットフォーム製品群を日本PCサービスが新たに採用【NextDrive】多機能・安価なHEMS実現
NextDrive(東京都港区)はこのほど、同社のIoEプラットフォーム製品群「Ecogenie+(エコジーニープラス)」が、日本PCサービス(大阪府吹田市)の新しいIoEサービス「e‐おうちリモコン」に採用されたと発表した。 -
茨城県稲敷市に蓄電池併設太陽光発電所を運開【ジャパン・リニューアブル・エナジー】米テスラ社の大型蓄電システム導入
ジャパン・リニューアブル・エナジー(JRE)はこのほど、同社初の蓄電池併設型太陽光発電所となる「JRE稲敷蒲ヶ山太陽光発電所」(茨城県稲敷市)が1月31日に運転を開始したと発表した。 -
県発行の環境債に投資決定【三重県/三菱化工機】GHG排出対策・気候変動対策に充当へ
三菱化工機(神奈川県川崎市)はこのほど、三重県が発行する「みえグリーンボンド(三重県令和3年度第2回公募公債)」に投資を決定した。同社のグリーンボンドへの投資は、神奈川県発行によるものに続き2件目となる。 -
ゴミ焼却場排ガス由来CO2を分離回収・有効活用する実証実験開始へ【横浜市/三菱重工グループ/東京ガス】「都市生活に密着したBECCS」実現に光明
横浜市、三菱重工業のグループ会社(三菱重工エンジニアリング=MHIENG+三菱重工環境・化学エンジニアリング=MHIEC)、東京ガスは、ゴミ焼却工場の焼却処理過程で排出される排ガス中に含有されるCO2を分離・回収し、資源として有効活用する「CCU」(Carbon Capture and Utilization)の技術実証を官民共同事業として実施する。